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美容整形医連続昏睡強姦事件公判傍聴記・2022年11月11日(被告人:竹澤章一)

2022年11月11日
東京地裁16刑事部
422号法廷
事件番号:令和4年合(わ)第164号等
罪名:わいせつ略取、準強制性交等、準強制わいせつ
被告人:竹澤章一
裁判長:小林謙介
書記官:山岡沙央理

10時45分ぐらいに、10人ほどが法廷前に並んでいた。法廷は施錠されている。10時54分に入廷が許可され、この時は、傍聴希望者は13人ほどであった。
検察官は、眼鏡をかけたショートカットの若い女性、ショートカットの若い女性、丸坊主で眼鏡をかけた中年男の三名。机の上には、青い大きなファイルなど、いくつも資料が並べられていた。検察官の後ろに、被害者参加代理人らしき、眼鏡をかけた青年が座っている。
被告人は、やや浅黒い、プロレスラーのようにがっしりとした体格の、中年男性だった。頭頂部と後ろが金髪であり、周りが黒髪であり、後ろで青いゴムを使って髪を束ねている。黒いスーツ姿であり、ノーネクタイ。マスクをつけている。下を向いて入廷。被告席に座ってからは、膝の上に手を置き、下を向いていた。
弁護人は、髪がもさもさとパーマがかった、がっしりした体格の中年男性。机の上に、ピンクの薄いファイルを一つだけ置いている。それを開いてみていた。
裁判長は、髪を真ん中で分けた、痩せた中年男性。裁判官は、髪を七三分けにした痩せた中年女性と、短髪の青年。
竹澤章一の第二回公判は、11時より開廷した。

裁判長『それでは開廷します。被告人は、証言台の前に立ってください』
被告人は、証言台の前に立つ。
裁判長『名前を言ってください』
被告人『竹澤章一です』
裁判長『前回に引き続き、審理を行う』
被告人『はい』
裁判長『10月5日付、10月28日付追起訴ありました』
被告人『はい』
裁判長『いずれも、謄本、受け取っていますね』
被告人『はい』
裁判長『弁護人、今日の審理は、10月5日付』
弁護人『はい』
裁判長『被害者特定事項の秘匿決定をしている。被告人は、被害者の氏名や特定に至る情報を述べないよう、注意を。よろしいですね』
被告人『はい』
裁判長『検察官、朗読をお願いします』
女性検察官が立ち上がり、起訴状を朗読する。

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