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コミュニケーションロボットが介護の現場を変える

だんご院長です。
先日参加したカイゴのガッコウでは、
授業のほかに色々な展示スペースや体験コーナーがあったのですが、
「介護ロボットがおるらしいから、見に行ってみよう!」となって、
張り切って行ってみたんです。

ロボットといえば、馴染みがあるのはペッパーでしょうか?

はたまた、こんな行動を助けてくるロボットでしょうか?

まあまあ大きめのロボットを勝手に想像していたものですから、
そこにいたのは小型ロボットだったので、肩透かしをくらいました。

このロボットの名前は、
コミュニケーションロボットPALRO

介護ロボットと一口に言っても、その種類は様々なんですけど、
一般的には、「移乗支援」 「移動支援」 「排泄支援」
「入浴支援」 「見守り・コミュニケーション」 「リハビリ」
の6種類あるということですので
PARLOは見守り・コミュニケーションのタイプということになります。

AIを搭載していて、人間のように自然に挨拶して、会話ができます。
手足を動かして歩行したり、ダンスもします。
介護予防のための体操や楽しいレクリエーションを自ら司会進行して、
利用者ひとりひとりの名前を呼びながら声かけや促しも行う優れものです。
子供たちも興味深々です。

PARLOが介護スタッフ一人分の役割を果たしますから、
手が空いたスタッフは利用者さんと接する時間が長くなり、
よりきめ細かいサポートができるというわけです。
高齢化が進む日本で、ロボットの進出を加速させれば、
間違いなく介護業界の風景は一変するでしょう。

これから世界の各国は、日本に遅れて高齢化に突入します。
現時点で日本が産業振興に人も金も投入して、
さらに技術力を高めることができれば、その分野で世界をリードして、
そうなると、失われた30年を取り戻すきっかけにもなるでしょうから、
大いに期待したいところなんですけれども、、、

しかし、肝心の政治家や大企業はというと、
SDGsみたいな訳の分からないことにしか興味を示さないので
残念でなりません。
どっかの知事さんは「この冬はタートルネック着て寒さ対策!」
とか言っちゃって、一体何時代だ?と思ってしまいます。
正気の沙汰じゃないですよ。

ちなみに、PARLO のメーカーは胴体にFUJISOFTと印字されている通り、
富士ソフト株式会社という会社です。
この富士ソフト株式会社、ベンチャー企業かと思いきや、
横浜にバカでかい本社ビルを構え、
グループ全体で10,000人以上の技術者を雇用する、
東証一部、今でいうところのプライムに上場している巨大企業でした。
全然知らんかったです。

本日も最後まで読んでくださり憚りさんえ。

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