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最近の記事

書くことが3倍どころか4倍になったホロスターズはいいぞ

奇跡は継続している。 本稿はホロライブプロダクションの男性Vtuberグループ「ホロスターズ」(通称ホロスタ)について、そのJP・ENに所属する全てのユニット・グループの紹介をすることを通して、2022年から2023年にかけて起きた規模の拡大を振り返るとともに、その本質において彼らは変わっていないこと、そして今とても面白い集団になっているということを述べたい。 (これまでのホロスタ関連記事より倍以上長くなってしまったので(7200字)、のんびり読んでいただければ幸いです。

    • 「Q」とホロライブEN Mythについて2020年を思い出しながら今更いろいろ考えてみる

      熱狂を巻き起こした「英語による日本文化コンテンツ」の在り方。 本稿は、カバー株式会社が運営するホロライブプロダクションの英語話者Vtuberグループ「Hololive English」からデビューした最初のユニット「Myth」の"Gawr Gura"と"Mori Calliope"の2人による楽曲「Q」を主軸にMythのコンテンツの特徴とその凄さについて論じてみるものである。 同曲の発表は2022年2月であり時間差があるにも程があるのだが、当時別テーマで書いてみるもまとま

      • ホロライブプロダクション内のマトリョーシカ的な「グループ」構造

        株式会社の中のプロダクションの中のグループの中のグループの中のグループ。 本稿は、カバー株式会社が運営するVtuberプロダクション「ホロライブプロダクション」の中に存在する「グループ」について、最近にあった音楽アーティストVTuberグループ「ReGLOSS」のデビューなどを受けつつ、その階層的構造及び各要素の包含関係の呼称について茶々を入れるものである。 では始めよう。さっそく以下の画像である。(公式の配信より引用) 1番上の階層が「プロダクション」であることには疑

        • 海外のVtuberについてあれこれ。そして2019年をちょっと思い出す

          歴史は繰り返す? 1、2020年はすごかったですね2020年を振り返るつもりで書いた以下の記事。一言でいうと「Vtuberという概念が日本から海外に広がっていてすごいですね」という内容。 この記事を投稿してから思ったよりも時間が経った。さて、読者諸兄姉に「The Future JP」はやってきただろうか?結局これが一体なんだったのか筆者にはまだ分からない。 とはいえVtuberという名称は、その後も留まることなく世界(のオタク)に広がっている。海外のマンガ・アニメの大き

        書くことが3倍どころか4倍になったホロスターズはいいぞ

          ホロスターズの「今」がおもしろい

          彼らの軌跡が紡ぐ「ストーリー」の盛り上がり。見えてきた「新しい可能性」 本稿ではホロライブプロダクションの男性Vtuberグループ「ホロスターズ」(通称ホロスタ)について動画や配信アーカイブを紹介しつつ、彼らが今とても良いところに来ている、ということを述べたい。 具体的には「個々の挑戦の結実と関係の広がり」「結束力が高く雰囲気の良いグループ」「本格始動したプロジェクト」の3つをその理由に挙げつつ、彼らの「ストーリー」が今どこにあるのかをお伝えしたい。 1、個々の挑戦の結

          ホロスターズの「今」がおもしろい

          会長とredditとサメちゃんと孫悟空とアメザリひらい氏と #JointhefutureJP

          #JointhefutureJP。日本文化コンテンツの未来。2020年の振り返り。全部別の話として書きかけになっていたものを、全部放り込んでみる試み。 本稿ではVtuberコンテンツについて、昨今の海外の盛り上がりに驚きつつ、ホロライブ4期生の3Dお披露目タグとして使われた「#JointhefutureJP」を起点に、2020年に見たあれこれを並べ"the future JP"について考えてみる。 1、きっかけ:気になったタグ「#JointhefutureJP」 2020

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          バズり始めたホロスターズを見逃すな

          ホロスタがバズり始めた。しかも予想しない方向に。 本稿では、ホロライブプロダクションの男性Vtuberグループ「ホロスターズ」(通称ホロスタ)について、例によって最近の配信・動画を紹介する。目下注目を集めつつある彼らのことを、より一層多くの人に伝えたい。 ■とりあえず歌は聞いとけ相変わらず歌はめちゃくちゃにすごい。 録音環境・機材の充実も進んでいるようで、クオリティは上がり続けている。 そして歌配信・動画の選択肢も増えた。メンバーの積極的な活動がうかがえる。ありがとう

          バズり始めたホロスターズを見逃すな

          そういえば烏丸さきのBGMってあさココと同じだったね、とタイトルで釣りつつ烏丸さき/ウノアキラを今さら掘り起こす

          「この界隈でやっていこうとするのであれば、定義付けは結構大事になってくる。しかも問題が起きてしまった場合は特に」(ウノアキラ、2019年、YouTube配信『顔出し配信』より) (*前置き:本稿は上記の配信や、ウノアキラ氏のYouTubeチャンネルに投稿された動画内容やコメント、氏のTwitterでの発言などをもとに構成しています。また幾らかの運営の声明についての言及もありますが、本稿は批評・評論として行っており、誹謗・中傷などの意図はありません。事実と異なる場合にはただち

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          躍進しつつあるホロスターズをすこれ

          Vtuberを追う面白さは「未知の価値を見出す」ことにある。 2017年から2018年にVtuberを見始めた諸兄姉。喜ぶべきだ。ホロスターズ(通称:ホロスタ)は伸びるぞ。しかもまだ知られきっていない。これは数年前味わったあの懐かしい感覚のはずだ。推すなら今だ。 本稿では、ホロライブプロダクションの男性Vtuberグループである「ホロスターズ」について、特に最近の動画・配信を紹介することで、彼らが今どれだけ注目に値するかを伝えたい。 ・とりあえず歌配信を聴いとけ 歌が上

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