信じて見守る
毎日のように、研修や講座、個別コンサルを通して関わった方々から、気づきや成果についてのお知らせをいただいて、嬉しく励みに思っています。
気持ちや考え方が変わったのも、成果が得られたのも、全て、その方の実践や継続があったから。講師として私ができることは微々たることだと思っています。
ありがたいのは、嬉しい知らせを共有させていただけることです。それだけで迷いを振り切って取り組めます。
昨日は、研修が終わって病院の研修委員の方々と研修の打ち合わせを行いました。
この日を迎えるまで、6年かかりました。
窓口になってくださった副看護部長さんが本当に嬉しそうでした。
6年前、市からのご紹介で、病院の全職員の方向けに研修を担当させていただきました。
そのときに、副看護部長さんとお会いして、いろいろと問題を抱えていらっしゃることを伺っていました。
一回きりの研修では足りない。でも継続して依頼するのは難しい。
待っていてもらえますか?また、お願いする機会を作ります。
市には4つの総合病院があり、私は一番規模の大きな病院の研修をほぼ毎月担当させていただいています。
その病院での実績や成果を評価され、4つの病院を管理している機構の研修も担当させていただくようになりました。
根強い風土があってガードが固いので、問題が山積みなのですが、なかなか介入できないんです。
機構の方からもそんなお話しをよくお聞きしていました。
それでも私は、副看護部長さんとの繋がりを信じて待っていました。
そして、先日、ついに研修委員の方とご一緒に研修の打ち合わせにたどり着いたのです。
打ち合わせというより、委員の皆さんの悩みや不安をしっかり受け止める時間が大半でした。
一つひとつの発言に、共感しながら、問いかけ、こういう考え方もあると思いますよと伝えてみる。
そのうちに、皆さんの表情がどんどん明るくなり、
私たちだけで何とかしなければと思っていましたが、力を借りて取り組めばいいんですよね!
目新しいことを取り入れなければと悩んでいましたが、そうでなくてもいいんだ!と思いました!
この打ち合わせで、私たちが元気をもらいました!
ぜひ継続して研修に来ていただきたいです!
という発言が飛び交うようになり、当初の研修テーマが
もっとこうした方がいい!
もっとこんな研修にしたい!と変わっていきました。
そして、そのやりとりを副看護部長さんが、嬉しそうにご覧になっていました。
信じて見守りながら、待っていてよかった!
副看護部長さんと温め育んできた繋がりを、これから太くしなやかなものにしながら、病院の活性化のお手伝いをしていきます
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