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宿縁に導かれて

八月も今日で最後。でも、まだまだ暑い日が続くようですね。

せめて写真だけでも秋らしく。
使用した写真は、茨城県にあるひたち海浜公園で昨年撮影しました。

昨日は、店舗改善指導のあと、市民公開講座の最終回を担当させていただきました。 

テーマは、「アサーティブ・コミュニケーション」です。
講師として担当しているテーマというより、私自身の在り方の軸にしている大切な考え方や関わり方です。

30年あまり前から、ずっと学び続けていて、内容に触れるたびに奥深さを感じ、身が引き締まる思いがします。

実は、30年前、学び始めた頃から研修や講座を担当させていただいていました。しかし、「私が担当させてもらっていいの?」という気持ちが大きかったです。

一つ一つの内容や言葉の解釈が不十分でしたし、私自身が克服できていないことを伝える資格はないと思っていました。

それでも、ご依頼をいただきながら、皆さまと一緒に大切なことを共有し、私自身の苦手を一つずつ克服するとともに、このテーマについてのご依頼が増えていることを、ありがたく思いながら担当し続けています。
そして、最近ようやく、自分なりの解釈、実践により気づきをご紹介しながら、私らしく担当させていただけるようになってきました。

企業での研修であっても、学校や自治体でであっても、市民講座であっても、時間の長さに関わらず、このテーマに携われていること、そこでの出逢いや学びを共にできていることがありがたいです。

市民公開講座としては、今年で4年目の担当となりました。
回数を分けて、皆さまと対話を重ねながら学びを深めることができるので、私自身が一番勉強になっています。

受講してくださる方のちょっとした言葉の中にもたくさんの気づきがあり、一つひとつが尊いのです。

アサーティブコミュニケーションの理解・習得が目的ではありますが、必ずアサーティブになる必要はありません。

異なる考えや異なる視点に触れてみて、私自身がどう感じたか?
それを自分自身の言葉で表現してみることで、少しずつ見えない変化が始まります。

いろいろなワークや話し合いを通して、一緒に学んだ方たちが、イキイキとした表情で自分のことを伝え、他の方たちの考えを聞いてくださっている様子は、まさにアサーティブなやり取りだと思っています。

それは、スキルを身につけたということより、一瞬に学んできた仲間と一緒に、安心・安全な場を作り出せたことがベースになっています。
皆さまの力を結集して、講座を通してこの場づくりをしていただけるかどうか?
それが一番大切だと思っています。

自分自身にも、その力や可能性がある!
私自身を諦めない限り、進化し続けることができる!

皆さんの楽しそうな対話に触れながら、今回も、そう思ってくださっていれば、嬉しく思います。

そして、再会を楽しみに、私自身もさらに学びを深めていこうと思っています。

暑い中、そしてお忙しい中、講座を受講してくださり、本当にありがとうございました。

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