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観察力だけでは不十分


昨日のブログにも書きましたが、三連休の2日間は、久しぶりに孫とゆっくり一緒に過ごしました。
近くの公園や河原に散歩に行ったり、私の部屋で一緒にお絵描き、動画を観たり。

資料作成など、仕事の準備もいろいろあったのですが、一緒に過ごしながらできることを片付けていきました。
おかげで、部屋は片付いたし、素案が固まってあとは入力するだけになったし、今週の仕事の段取りもできたし…。
それで一緒に楽しい時間を過ごせるなんて、言うことなしです。

仕事柄もですが、今の時期は、研修や講座で、幅広い世代の方と関わっています。
世代の幅でいうと、2歳から80歳後半。

ご高齢の方の研修や講座は、講師を始めた頃から担当させていただいていました。
地域の役員を務めたり、長年同居していた義母のおかげで、戸惑うことなく関わることができています。

新入社員研修も、32年間、変わらず担当させていただいています。
歳を重ねると、新入社員研修を担当させていただく機会は少なくなると伺います。

研修会社を通して、新入社員研修だけを単発で行っていると、登録している講師が多いほど、競争が激しいわけで、受講アンケートの内容によって、他の講師にかえられることがあります。

わたしの場合は、長年お取引のある企業さんを中心に、多階層の研修に携わっている中で新入社員を担当しています。

・会社のことも、仕事のことも熟知してもらっている
・大西さんの関わり方を見ていると、新入社員や若手社員に、どのように関わればよいかヒントをもらえる

と言われるのが励みになっていますし、若い方からは、上司や管理職との関わり方について相談に乗ることも多いです。

最近は、小学校や中学校にも、授業に伺うことも増えてきました。タブレット中心の授業には驚きますが、子どもたちが本質的に変わったわけではありません。変わったように見えるだけで、変わらないものが奥深く眠っているだけです。

短い授業ですが、終わる頃には関心を持って近寄ってくれますし、たくさん質問してくれます。そういう瞬間を創り出すことを特に大切にしています。それは、学校の子どもたちに限ったことではありません。

1人ひとりに関心を持って向き合うと、どのように関わればよいかが見えてきます。

Z世代、ゆとり、さとり、時代の変化ともに、捉え方や気質なども変わっていることは否めません。傾向として顕著な面もあるかもしれません。しかし、だからといって括られたような見方をされるのは、誰だって嫌なものです。

わたしの2人の娘は、ゆとり世代ですが、一番嫌なことが、ゆとり世代と言われることなのだそうです。

観察力を持って接する際に、思い込みや先入観が強いと観察したことはズレてしまいます。
ですから、観察力があるだけでは、現状は正確に把握できません。

観察力✖️好奇心✖️聞く力

思い込みにとらわれず、好奇心をもって接しながら、捉えたことを確認して共有する。
目と耳で捉え、さらにしっかり教えてもらいながら、確かなことを大切に共有して人と関わたいと思います。

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