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何を書くか?ではなく何を伝えたいか?

noteをはじめて、つい先日、投稿した記事が2000を超えました。
私はnoteを、体験したことや作品を中心に、『記録の貯蔵庫』として活用しています。
始めたのは、2020年5月。一般のブログと違って、一つのブログが複数のカテゴリーに分類できるし、編集機能がシンプルで扱いやすいので、これまで書き溜めたブログをこちらに移し替えてました。そのため、投稿が一番多かった月で1か月に209本投稿した月もありました。

ブログはnoteの他にも書いています。
そちらのブログは、毎日欠かさずブログを書くようになって、来月で丸4年になります。

そのブログを書き始めたのは、私が加入している日本プロフェッショナル講師協会(JPIA)で「棚卸と発信を習慣化するコミュニティ」に参加したことがきっかけでした。

コミュニティでの活動は、別にブログを書くと決まっていたわけではありません。定期的に棚卸(アウトプット)をした内容を投稿して啓発し合うことが目的です。

最初は、週に2~3本活動した内容をブログに書いて投稿するつもりでいましたが、参加して2週間くらい毎日投稿が続き、これは毎日でも続けられるんじゃないかな?と思うようになり、気がついたら4年が過ぎようとしていたという感じです。

私は、文章を書くのは、好きでもないし得意でもありません。
しかし、私が行っている機能改善士Ⓡの仕事は文章を書くことが欠かせないのです。

研修のカリキュラムや提案、テキストや報告書の作成、感想レポートへのコメント書き…etc。これらはすべて「書くこと」と切り離せません。だから、その作業が少しでもスムーズに進むように、手帳に小まめに記録を取っていいるのです。

その手帳が記録でこんなにぶ厚くなります

ブログを書き続けていくときに、必要なのはモチベーションでも根気でもありません。
無理をしたり、頑張らないといけないのならそれはやらなくてもいいことなのではないでしょうか。

SNSでの発信が活発になる中で、「私も始めないといけない…」という言葉が出ているようでは、続けるのは難しいと思います。

モチベーションに頼らず、自分の性格を変えることもせず、毎日歯磨きをするようにブログを書く
私が一番大切にしているのはそういう考え方です。
仕事が忙しいから、余裕がないからと言って、「だから今日は歯磨きが出来ない」という人はいないですよね。
1本のブログを書くのに、私が取っている時間は15~20分。どんなに忙しくても、15分程度の時間なら作ることができます。

15分というと、大半は入力している時間です。つまり考えながらブログを投稿しているわけではありません。書こうと思うことは、手帳の中にいくらでも記録されています。

この中にいくらでもブログの材料が記録されています

手帳を続けるのもブログを続けるのも、両方やりたいのなら、両方を連携すれば大幅に時間短縮が図れるし、書きたいことが迷いなく書けます。

ブログやSNSを続けたいと思ったら、私はSNSの特長や使い方よりも、以下のことをしっかり整えることをお勧めします。

①「何を書けばいいか?」という発想から「誰に、何のために、何を伝えたいか?」という発想に切り替える。

②書きたいことは日ごろからメモ書きしておく。

③「共感する」ってどういうことか、読み手の視点を持つ

①の「何を書けばいいか?」という迷いは、「こんなこと書いてはいけないんじゃないか?」「どんな反応をされるのか不安?」という気持ちに起因しています。

その裏に、「願わくば共感してもらいたい」「いいねがたくさん欲しい!」という気持ちが少なからずあるのではないでしょうか。格好つけても書くプロではないのです。それに、良いか、悪いかは他人が決めること。万人に好かれるような内容を書こうと思うことなんて考えは不要です。
自分自身が明確な目的を持って、まず読んでほしい人を絞り込むこと。その人のことを思いながら書けば、内容は何でもありだと思います。

②については、仕事につなげたい、集客アップを図りたい、私のことを知ってほしい!などSNSやブログを書く目的は様々だと思います。

しかし、1本のブログを書くのにかなりの時間がかかるのは、私は時間の浪費だと思っています。考えている間に、仕事の準備や資料の作成の時間がなくなってしまうのは避けた方がいい。
だから、書こうと思ったとき、入力だけで済むように、私は必ず手帳に概要をまとめています。
手帳に書いている理由は、手書きはそれ自体思考力を高める効果があるからです。書いた内容を確認することでさらに気づきが深まり、投稿するときには入力しながらブラッシュアップさせることもできます。

③は、やり方を追い求めないということです。どんなに再現性のあるものでも、上手くやっている人のやり方をすぐに真似ることは出来ません。

それに、やり方にこだわると自分をその枠にはめ込むことにもなりますから窮屈です。テクニック重視ではなく、読み手の立場になって共感する感覚を身につけること。

そのため本を読んだり、他の人のブログやSNSを見ることは大事です。本はノウハウを得るためだけに読むのではありません。

文章を書く上で、繰り返し読んでいる本があります。

この3冊は、「そうなんだ!」「私も私らしく何か発信してみたい!」という気持ちにさせてくれます。

息をするように、大切な思いを言葉にし、それを紡いでいきたい!

そんな気持ちでこれからも自分らしく表現することを楽しみたいと思っています。

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