他人軸ではなく自分軸で生きる
週末はゆっくり自分のための時間を過ごせたので、しっかりパワーを蓄えることができました。
幸せな時間を楽しめました。
「年齢とともに、無理がきかなくなる」と言われます。しかし、そもそも無理しようと思うからそういう発想になるのです。
60歳を目前にして、私は「無理をしない生活」を大切にし始めました。
できることに自分の力を注ぐ。
そのためには、「やらないことを決め、あえて自分から手を出さない」と決めました。
ちょうどコロナ感染が拡大しはじめた頃です。
リアルの研修ができなくなり、オンラインへと切り替わり、「これからは研修はオンラインで行うもの」とも言われるようになりました。
しかし、私が長年関わっているお客様の環境やニーズを考えたとき、オンラインでの研修では限界があると考えました。
何度も緊急事態宣言が発令され、研修が延期になることがありました。
しかし、延期であって中止ではありません。
お客様は、皆さま、教育や改善の必要性を感じていらっしゃるところばかりでした。
とくに、コロナ禍でも対面対応が求められるところは、コロナ禍の対応に大きな不安を抱えていらっしゃいました。
世の中がオンライン、非対面に目を向けている中、店舗や現場を訪れて、現状を自分の目で確かめ、現場の方の声に耳を傾けながら、お客様も担当者も、安心してやり取りできるために必要なことを一緒に考えることができた3年間は、貴重な時間だったと思っています。
私は、オンラインを否定しているわけではありません。
長年、SNSを活用し、zoomもコロナ感染前から活用していました。オンラインのメリット、デメリット、オンラインを行う上で必要とされるスキルについて自分なりの考えを持っていましたから、メリットを最大限活用できるよう利用すれば良いと思っていました。
ですから、コロナ禍はオンラインのメリットをとことん活用して出来なかったことに取り組むことができました。
取り組んでよかったのは、これからをどのように歩んでいきたいか?についてとことん考えることができたことです。
プロフィールを作り変え、ホームページを作り、出版の準備に着手したこと。
世の中がどうか、他の人がどうか?よりも、私はどのように歩んでいきたいか?を明確にするための一つひとつです。
仕事が落ち着いていたおかげで、思う存分、自分自身のこれからについて、考えることができました。
実践や成果の量よりも、ずっと大切にしてきたもの、これからも大切にしたいことは何なのか?
脳から汗が噴き出すほど、考え、考え、考え抜くことを、しんどい、逃げ出したいと思うこともありましたが、そのような気持ちも、かけた時間も手間も、全てこれからに繋がっていると思うととことん考えよう!自分の言葉にしよう!と、奮い立ちました。
自分自身の棚卸しをしっかり行い、これからをどのように生きたいかを明確にできたから、今、迷いなく自分の目的に向かって一歩一歩前進していますし、これまで以上に現場や現場でお仕事をしている方に、とことん寄り添って一緒に考えることができるようになりました。
自分自身のためになっていること、
自分自身が体感して大事だと思ったこと
逃げずに自分自身と向き合うこと
これらを避けていては、人に提供できることなど、薄っぺらいものです。
週末は、私が敬愛する楠木健さんの、記事を読みました。私の考えに通じる内容がありました。明日のブログは、そのことについて書きたいと思っています。
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