手段=目的になっていない?
さて、2023年も5か月が過ぎようとしています。
限りある時間を有効に活用し、毎日を丁寧に、心豊かに過ごすことを大切にしています。そのために私が大切にしているのが、記録を取っておくことです。
12年前から、その日の出来事を中心に、手帳に毎日記録を取り始めました。
12年間1日も欠かさず、その日のページを記録で埋め尽くしてきました。
12年間で、スマホをはじめとしてデジタルツールは目覚ましく進化しています。
別に、手書きや手書きの手帳を勧めているわけではありません。
多くの人が、手段を目的にしているため、継続する過程で面倒になったり、時間に追われてできなくなったり、続けることに迷いが生じて途中でやめてしまっています。
私は書くことを目的にしているわけではありません。
「探す」「思い出す」「ムダに考え込む」を減らして時間を有効に活用するために記録しています。
手書きの記録を続け、書き方を進化させることによって、時間の使い方がどんどん上手くなり、やりたかったことを実現することができています。
昨年9月に出版を果たしたのも、手帳を活用し続けてきたことが大いに関係しています。
世の中はどんどん変化していきます。コロナ禍の3年間の変化は著しかったですが、人の一生を通してみたらそれは、変化の一つにしかすぎません。
いろいろな変化に、翻弄され、追われたり焦ったりして過ごすのか?ひとつひとつの変化をしっかり受け止めてどう対応するかを見極めながら着実に進化を遂げていくのか?その差は大きいと思います。
やり方ばかりを追い求め、人の評価ばかり気にしてながら頑張っても、満たされることはありません。
◎ 何のためにそれが必要か、必要でないのか?を見極める自分のモノサシを持つこと。
◎上手くいかなかったことは必ず検証して、次にどう対処すればよいかを明確にしておくこと。
日々の記録をつけながら、自分が大切にしたい考えを明確にし、行動を整えているから、何に取り組んでいても、どのように過ごしていてもワクワクできるのだと思っています。
「他人からの賞賛や感謝など求める必要はない 自分は世の中に貢献しているという自己満足で十分である」(アルフレッド・アドラー)
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