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気がつけば5年

昨日は、久しぶりに早朝アルバイトに行ってきました。
自転車のサドルが凍っていて、配送センターに着くと、田んぼは霜で真っ白でした。
でも、仕事をし始めると体がぽかぽか、お互いに声を掛け合っていると、心の中まで温まるようでした。

先週、支店長から連絡が入り、契約更新するよう指示を受けていたのて、契約書にサインして帰りました。
仕事は、パート勤務で3か月ごとに契約更新をするようになっています。
帰宅して、契約書を読み直しました。
この仕事を始めて、5年5ヶ月経ったことがわかりました。
新しい場所に移転してからは、週末と夏・冬の繁忙期しか仕事にいけなくなったので、そんなに年数が経っていたことに驚きました。

ここで働いている時間は、1日約3〜4時間ですが、夢中で行っていると、あっという間に過ぎていきます。
大型トラックに満載された荷物を仕分けて入力してトラックに積み込む。
仕事はこの3つです。単調な作業の繰り返しですが、終了時間内に、丁寧に正確に作業を行うことが必要です。
また、日によって作業人数が変わり、少ない人数で時間内に行わなければいけません。人数が多くても、作業に不慣れな人や、確認ミス、仕事のやり直しが発生すると、時間内に終わることが難しくなります。

一人ひとりが自分の仕事を黙々と行えばよいわけではなく、状況を見て声を掛け合い、臨機応変に作業内容を変更していくことが求められます。
仕事を始めた当初はそれが全くできていませんでした。

実際にやってみて、誰でもできる簡単な仕事ではないことを痛感しました。
自分自身ができないことだらけから、少しずつできることを増やし、みんなにもそれができるようになってもらうことに夢中で取り組んだ3年。
今は、みんなが教え合い、声をかけ合い、協力しあえる関係や職場に変わっています。

たまにしか来ない私に、1番先に声をかけてくれるのは、リーダーで、作業の変更やちょっとしたことを伝えてくださっています。

仕事を始めた頃は、叱られないように大人しく仕事をしていようと、黙々と仕事をしているだけの人でしたが、今はみんなから頼りにされている名実ともにリーダーです。

たまに、リーダーが休みのときに出勤することがありますが、みんなが気づかないところで人一倍動いて、声かけをしてくださっていることに気づきます。

仕事がやりにくい、関わりにくいと感じるとき、他人のせいだけにしていないか?
自分にも改善できることはないか?

この場所は居心地がいい!
と実感したければ、人にばかり求めるのではなく、自分もできることから変えていくことが大事です。
それは、良いことばかりではなく、気になること、改善が必要なことも含めてです。

時間はかかりましたが、明日はアルバイトの日だ!と待ち遠しくなる大好きな職場になりました。

仕事で大切なことをいつも気づかせてくれる場所です。
次の契約更新まで、出勤日数は限られていますがみんなで協力して取り組んでいきます。




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