見出し画像

編集者さんと出逢って一年

一昨日、拙書の出版社から、「増刷が決まりました」というご連絡をいただきました。

編集を担当してくださったTさんから 「年をまたぐことなく、発売から3ヶ月以内で増刷が決まって何よりです。これもひとえに、ご協力くださった皆さまのおかげですね」と喜んでくださっていました。
本当に、出版までも出版してからも、たくさんの皆さまのご協力とご支援をいただいたおかげです。本当にありがとうございます。

じつは、一年前の今日、編集者のTさんと初めてzoomでお会いしました。

「誰か著名な人とのコネクションがあるのなら別だけど、メモ関連の本はこれまでもたくさん出版されている」
という理由でなかなか企画が通らない中、興味を持ってくださったのが、Tさんでした。
それからサンプルとして依頼された内容を書いて送り、2月中旬に営業会議で出版が決まってから、出版に向けて動き始めました。

しかし、出版が決まってからも、本の背骨になる目次が二転三転し、その内容が決まったのは、6月に入ってから。そこから一気に執筆し始めて8月末に脱稿。
さらに2週間かけて、修正、修正、また修正。
9月12日の午後、印刷所に入稿する直前まで加筆修正の作業は続きましたが、予定どおり9月30日に発売となりました。

Tさんには、出版までも出版後もきめ細やかなサポートをしていただきました。

「私自身がメモを取るのは上手くないですから、勉強させていただくつもりでしっかり担当させていただきます。皆さまに喜んでいただける内容にしましょう!」

そうおっしゃっていただいたTさんとの出逢いがなければ、私は出版できなかったと思っています。

本は誰かの課題や問題を解決するためにある。

自分が書きたいものを書くのではなく、それを求めている読者がいるかどうかが大切。

そして、読んだ人が書いてあるとおりにすれ
ば、同じ状態になるよう、再現性のあるものでなければいけない。

出版を考え始めたときに、私はこの3つを踏まえて書けるだろうか?とても不安でした。その不安を解消しながら完成に導いてくださったのがTさんでした。

また本は、出版したら終わりではありません。
本のことや本の内容を知ってもらうための活動は、著者が積極的に行わなければ、誰の目にも止まらないのです。
Tさんは、早くから出版後の展開についてもアドバイスをくださったので、私も出版後にどのように広報活動を行えば良いかを考え計画を立てて動くことができました。

「今日、こんなアプローチをしてみました」
「次はこういうことを行ってみたいと思っています」
毎日の私の報告や連絡に、
「それはとても良いと思います」
「では、私からも関連のところをあたって見ます」
とこまめに返信で応援してくださって、そのやり取りからも、たくさんのことを学ばせていただきました。

そして1年後、増刷のご連絡をいただいて、Tさんに、少しだけご恩返しができたかな?と思っています。

来年は、メモ、手帳、ノート関連のセミナー、3スプリットメモを取り入れた研修の実施を準備中です。

研修、セミナー、本を通して組織と人に、健全な流れを創り出す活動に取り組んでいきたいと考えています。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?