ちょっとだけ選手離脱の話と、とてもいい誹謗中傷対策の話

月曜日、週刊男色ディーノです。
先週起こったプロレス界のニュースに私の視点で意見を述べさせていただく感じです。

まず、ニュースという点で言えば
「スターダムから5選手が退団」ですかね。
ただ、このニュースに関しては実は私がそんなに言うべきことがありません。
先に辞めたロッシー小川さんが選手を引き抜いて云々って話があるのかもしれませんが、スターダムは選手層が厚いというか、大所帯だったわけじゃないですか。まあ、そういうことも起こるよねっていうのが正直なところです。

今、日本の女子プロレス界は客観的に見て、スターダム一強です。
そうなると、基本的にはみんなスターダムを目指します。
すると、各団体からもスターダムに選手が集まります。
集まると、今度は選手があふれてきます。
プロレスの残酷なところで、集まった全員の思い通りになる世界なんてことにはなりません。
結果、人間ですから集まると何か感情に動きが起こります。
で、今回こうなりました。

もちろん、個々人で思うところはあるのでしょう。
それはもう私なんかが推し量れることではありません。
それぞれの人生の選択ですから。
残った方も、出た方もより良い結果になればいいなと願うばかりです。

このニュースに関する私の意見はそれだけです。
憶測で語れなくもないですが、それ、あまり意味ないですからね。

ちなみに、私はプロでのキャリアは22年目?とか23年目になるんですが、団体を離れた経験は一度しかありません。
私のプロデビューはCMAという当時旗揚げする団体でした。
ただ、そのCMAはコンスタントに試合があるような環境ではありませんでした。半年に一度、団体の興行があるかどうかといったくらいでしょうか。
で、その当時レギュラーで参戦していたDDTは2ヶ月に1度くらい後楽園ホールで試合がある環境だったため、移籍を決意しました。
より多くの試合の機会を求めて、という感じですね。
厳密には引き抜きではありませんでした。
DDTが私を必要としてくれた、という背景はありますが。
移籍はその時の1度だけです。

なので、見送ることの方が多いですね。
使い物にならなければ切られる。
また、自分にとってメリットがない環境でなければ離れる。
それは雇う方も雇われる方もプロである以上仕方のないことです。
引退にせよ、退団にせよ、仲間を見送るのはつらいものですよ。
だからこそ思います。
人生でまた交われたらいいね、と。

出る方の立場で言うと、ワクワク度は高いです。
もちろん不安は無いでもないですが、それ以上に「どうなるんだろう」という気持ちが強いです。人にもよるでしょうが。
メンタル的には、環境が変わる前は
「与えられた仕事をしっかりこなさなきゃいけない」
が先に来るんですが、環境が変わると
「自分の力で何とかしなきゃいけない」
と思えるので、今まさに進路に迷っている人は、自分がどう思いたいかで決めてもいいかもしれませんね。どっちがいいとかないです。
いちサンプルとしてご参考までに。

今週語るニュースとしてはそんな感じです。
でも、さすがにこれだけでは換金できる内容ではないので、ここからはもうひとつ地味に今話題になっている「プロレスラーへの誹謗中傷」について。

最近、プロレスラーが誹謗中傷を受けている報告がちょいちょい上がっています。
SNS時代の弊害ですね。
ちなみに、私にはSNSではあんまり誹謗中傷は来ません。
むしろ、SNSが発達してなかったちょっと前の時代の方が、匿名メールで苦情が来ることが多かった印象です。

もうね、今から私が達したケツ論を述べてしまいます。
もちろん異論はあってもいいのですが、有料部分まで読んで異論をぶつけて来て下さい。なぜ有料で私の核心の意見を書くか。
何度も言いますが、無料だとちゃんと向き合って読んでくれないからです。

選手がよく誹謗中傷を受けたことをふわっとポストすることがあるんですが、私からするとあれは正直意味ありません。
Ⅹでのやり取りで他人の思想を変えることはないと考えるからです。
そして、今現在の状況で言いますと、誹謗中傷は無くなりません。

SNSにおいて「たぶん正解」と私は思っている、するべきことがあります。
それは

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