はじめてのチュウ

私が『はじめてのチュウ』を聞いたのは、小さい頃にみたキテレツ大百科の再放送でした。

その頃は、まだ、チュウなんて聞くと顔を赤らめる純粋な心を持っていました。

時がたち、生きることがどれほど難しいかに気付いた今日この頃。
そんな時に、とあるVtuberの歌配信を拝聴しました。

ピアノアレンジのゆったりした曲調、大人な雰囲気でしっとりしていました。
心がイメージしたのは、深夜の薄暗いベットルームで窓際に立っているアラファー女性と、彼女を見つめている男性でした。

私は何をしているのか、幸せとはなんだろうと

人との触れ合いで、喜びを感じたのはいつだろう、誰かを見つめ、見つめられることを、私はいつからなくしてしまったのか…

こんな感情をひき起こしてくれる町田ちまさんの『はじめてのチュウ』でした。

幼い頃に聴いた曲で涙を流すことになるなんて

本当に出会えたことに感謝します。