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【絵本感想】『だれのたまご』

今回、紹介する絵本は斉藤洋さんが書いた『だれのたまご』です。

あらすじ

カメだってカエルだって、ライオンだって人だって、どんな物でもほんとは卵から生まれるんだ! 
人気コンビが贈るユーモア絵本。

斉藤洋さん

1952年東京都生まれ。中央大学大学院文学研究科修了。現在、亜細亜大学教授。
『ルドルフとイッパイアッテナ』で講談社児童文学新人賞、『ルドルフとも だちひとりだち』で野間児童文芸新人賞を受賞。
1991年、路傍の石幼少年文学賞を受賞。
おもな作品に「白狐魔記」シリーズ、「イーゲル号航海記」シリー ズ、『ジーク』『ひとりでいらっしゃい 七つの怪談』『アルフレートの時計台』『遠く不思議な夏』など多数。

高畠那生さん

1978年岐阜県生まれ。絵本作家。
主な作品に『ぼく・わたし』『チーター大セール』(ともに絵本館)『いぬのムーバウいいねいいね』(講談社)『おまかせツアー』(理論社)『ぞうの金メダル』(作・斉藤洋/偕成社)『飛んでった家』(作・クロードロワ/訳・石津ちひろ/長崎出版)がある。

最後に

「だれのたまご?」の質問から始まる。
ただそこに描かれているのは普通の卵ではなく・・・。

冒頭にカメやカエルの卵が描かれていて、その卵のことを知っている子どもはすぐに答えられるはず。
けれど、そのあとに描かれている卵は少し違う。
例えばキリン柄の卵やシマウマ柄の卵など普通では見ることがない卵が次から次に登場する。
色や形からヒントを得て、何の卵だろうと想像するのが楽しい。
他にどんな卵があるのだろうかと想像してもいいかもしれない。

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