【絵本感想】『ぜったい いぬをかうからね』
今回、紹介する絵本はローレン・チャイルドさんが書いた『ぜったい いぬをかうからね』です。
ぼくの妹ローラは最近、犬の話に夢中。
犬を飼いたいのに両親が絶対に許してくれない。
それでも絶対に犬を飼いたいローラ。
さて、どうやって犬を飼うように企てるのか。
ローレン・チャイルドさん
イギリス、ウィルトーシャーに生まれる。
1999年、初めて手がけた絵本『Clarice Been, Tha's Me』(『あたし クラリス・ビーン』/フレーベル館)でネスレ子どもの本賞、2000年『I Will Not Ever, Never Eat a Tomato』(『ぜったいたべないからね』/フレーベル)でケイト・グリーナウェイ賞受賞。
2005年、本シリーズ「チャーリーとローラ」をもとに英語版テレビアニメが制作され、日本を含めた世界35ヵ国以上で放映。
チャーリーとローラ
『ぜったい いぬをかうからね』は「チャーリーとローラ」シリーズの一冊。
妄想が広がる
チャーリーと妹のローラが犬を飼うとしたら、どんな犬がいいか想像して会話をする。
犬を飼うなら、素敵な耳の犬がいいとローラがいう場面で、素敵な耳があればメガネをかけるのに困らないからという理由で、そもそもメガネをかけないのにと所々ツッコミどころがある会話が面白い。
最後に
ぼくとローラは犬を飼うとしたら、どんな犬がいいのか想像してお話をする。
例えば、どんな耳、どんなしっぽをしている犬を飼いたいか。
色は茶色の犬が欲しいのになぜか名前は「ゆきんこもふもふ」
ぼくとローラの会話で本当に犬を飼えるのか、読んでいるほうがドキドキさせられた。
ローラが犬だと言っているので、それは犬に間違いないと思う。
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