詩/しあわせ

しあわせとは
誰かが持ってくるものではなくて
自分を見つめて
律して
ただ静かに
こころおだやかにしていると
出逢うものだと思う
出逢ったしあわせは
いのちとおなじ
粗末にしてはいけない
味わって
感謝をして
それでも
自分の体に合わないしあわせは
自分の心に合わないしあわせは
ありがとう、と言って
はなす
ほかの誰かが
出逢って
喜んでくれたらいい
じぶんの
仕合せとは
どれだけ静かでいられるか
ということ
静かでいられないなら
何かが余分なのだ
足りないということはない
その余分なものを
悪く言わず
粗末に扱わず
どう生かすか
それを考えること
無駄なものは
何ひとつとしてない

2024.05.28

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