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20240913 ツーリング

仕事の合間に、彼氏とツーリングへ。大阪富田林にある「喃風」というお店へ、どろ焼きを食べに行った。
どろ焼きとは兵庫県姫路市の名物で、ふわふわとした、お好み焼きと明石焼きが合わさったみたいな食べ物。明石焼きよろしく、刻みネギの入った出汁につけて食べたり、ソースにつけて食べたり、いろいろ味変ができて楽しかった。
さらにランチセットはドリンクバーとソフトクリームバー付き。食前と食後に2回もソフトクリームを食べてお腹が苦しくなった。
帰りにはコンビニの駐車場で、彼が新しく中古で買った125ccに乗ってみた。恐る恐るだったけれど、ぐるぐると回っていたら、彼がスマホで動画を撮影していた。
帰ってからその動画を見たら、ものすごくゆっくり走っていて面白かった。

何気ない日常が尊いということ、わかっているつもりでわかっていなかったな、と思う。
それがわからない限り、どこへ行っても同じだ。また、同じことを繰り返す。そうならないために、いま淋しくなっているのかもしれない。
あんまり淋しい淋しいと言っていたら、せっかくのご縁なのにとバチが当たりそうだから、新生活に期待を抱こうと思ったりもする。
でも、この淋しさこそがバチなのかもしれない。今いるところのありがたみを理解せず、まだ見ぬ天地を望んだバチ。

雨が上がって、空気がすこし冷たくなった。
空が高くなる。
風のにおいがすきとおる。
人生の「秋」を、望んだ土地で過ごす。
何が観えるか、何が聴こえるか。
きっとそれは、まだ観えない、まだ聴こえないもの。
自分を貫いて生きることに決めた。
そのことに、後悔はない。

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