極上のバンドサウンド、生音、制作陣、B.O.L.Tのアルバム「POP」がすごい
2020年7月15日発売、全曲生音で収録された制作陣のこだわりが半端ないアルバム POP を多くの人に聴いてもらいたくて書きました。
結成ちょうど1周年という短さで発売され(本来はもっと早く発売される予定だった)、新しい小学生メンバーもいる中でこれだけのクオリティを発揮できるのはキングレコード(EVIL LINE RECORDS)の制作に関わった方々の情熱と努力の賜物だと思っております。
アルバムのトレイラーがYoutube公式チャンネルから公開されているので、それを聴きながらでも読んでみてください(読まなくてもいいから聴いて←)。
1. 星が降る街
B.O.L.Tのめでたいデビュー曲。メロディック・ハードコアバンド、HAWAIIAN6の安野勇太氏が作詞作曲編曲すべてを手掛けています。ギャリギャリ響く泣きメロ、疾走感あるドラミング、まさにゴリゴリのメロコア調。これを小学生を含めた若い女の子たちが歌うのだから色々と衝撃がでかい。
この楽曲デビューによってB.O.L.Tはメロコア、アイドルグループでなくアーティストという印象をもたらせましたが、今はそこまで気にするようなことでもないくらい振り幅の広いグループになっております。
2. 足音
朝の鼓動、空気が感じられるようなB.O.L.Tの中でも王道路線な位置づけにあり、爽快感・清涼感に包まれたなんかのアオハルCMみたいな楽曲。
なんといっても歌詞が凝っている。斬新な表現で1日の始まりを繊細に描いていて、小説を読んでいるかのようなわくわくが味わえる。
作詞は、相馬絵梨子氏。注目の作詞家です。
作曲は我らが滝澤俊輔氏!ロッカジャポニカの「だけどユメ見る」や浪江女子発組合「なみえのわ」など数々手掛けている良曲量産作曲家!杉山勝彦氏並の才能が伺えます。
3. BON-NO BORN
何がすごいかって、かつて一世風靡したバンドB-DASHのGONGONさん楽曲提供で(ギターも弾いてる)、重厚なベースをズシンズシン奏でてるのはなんとELLEGARDENの高田メタルさん。もうヤヴァイしか言いようがない。
しかも何がさらにヤヴァイかってこの子たちがB-DASHのめちゃくちゃ語を歌っているところなんですよ。これ感激以外の何ものもありません。歌詞見ながら聴いた方が絶対いいです。テスト今日!!
4. 宙に浮くぐらい
繰り返します、何がすごいかって、かつて一世風靡したバンドB-DASHのGONGONさん楽曲提供で(ギターも弾いてる)、重厚なベースをズシンズシン奏でてるのはなんとELLEGARDENの高田メタルさん。もうヤヴァイしか言いようがない。何も考えずになんか飛びたくなる楽曲。MVがシンプルながら味があってすごく良きなんです(メンバーの表情がとても良い)
5. SLEEPY BUSTERS
大阪のロックバンド、愛はズボーン提供の楽曲。バリバリのロックソング。愛はズボーンを聴いてると単純明快なことはしたくないけどちょっと懐かしくもあり楽しめる楽曲を作る印象があって、SLEEPY BUSTERSも一癖二癖?あるリフを盛り込んでかっこいい極太サウンドになっております。歌詞も昼間のやる気なさとはっちゃける部分が同居してて実に面白い。ライブ映えします。
6. わたし色のトビラ
これまでのロックテイストから急な落ち着きを見せる夕方曲という位置づけ。作詞・作曲はさとうもか氏、編曲はジャズとロックを融合したバンドUNCHAINの谷川正憲氏。これはメンバーが成長していく度に曲の印象が変化していくタイプの歌ですね。この曲の歌詞とメンバーたちの人生がリンクしているように思われます。今は真っ白なキャンバスでも、これからどんな色に染まっていくのかが楽しみ。
7. axis
アルバムのリード曲。作詞やぎぬまかな氏、前田甘露氏。作曲編曲はハイスタの再来!とまで囁かれている長崎のスリーピース・ロックバンドSHANKの松崎兵太氏。ギターでレコーディングにも参加している。axisの意味には地球の自転軸、つまり1日の営みを表していてこのアルバムのテーマに繋がるというユニークさがあります。3分にも満たない刹那が横切っていくような疾走感、アンニュイな雰囲気とラスサビで希望に向かって駆け抜けていく表現など聴きどころはいくつもあります。MVも必聴。
8. スーパースター
冒頭の「君はスーパースター」からタイトルが取られた、淡い片想いをつづった恋愛ソング。VELTPUNCHの長沼秀典氏が作詞作曲を手掛けており、演奏もVELTPUNCHが行っている。恥ずかしくなるくらい繊細な恋心を男性が歌詞で書いてるのが意外で、VELTPUNCHを聴いてみるとfu○kとかs○x言ってるくらいロックな歌詞が並んでるのにも関わらず。それは置いといて、某ロジャポでも殆どなかった恋愛ソング、貴重な1曲となりそうです。
9. 夜更けのプロローグ
日本を代表するベテランロックバンドHUSKING BEEの磯部正文氏から提供された楽曲。この曲の大好きな聴きどころはベースラインがギターメロディーのように波打ってるところ。ハスキンのベーシスト工藤哲也氏が実際に演奏している。ハスキン節が猛烈炸裂してるのでぜひ注目してほしいです。
10. 寝具でSING A SONG
聴いた瞬間、私はエビ中の「元気しかない」的な位置づけに当てはまるように思えた。懐かしくて馴染みやすい日本のロックを若い世代が歌っているのは本当に心地よい。純粋にシンガロングしたいし、そのために作られた楽曲であること間違いなし。大阪のロックバンドPANメンバーによって提供されており、このPAN、楽曲聴くとめちゃくちゃキャッチーなんですよね。ギョウザ食べチャイナがもう一生耳から離れない()
11. ここから
ボーナストラックとして初回限定盤に収録されいる楽曲。スタダで既におなじみの藤田卓也氏が作詞作曲提供。サブスクでも聴ける。ありがたき。たった1度披露されて、B.O.L.Tがしばらく封印してきた曲なので、ライブ披露が待ち遠しくて仕方ない。色んな想いがよぎって泣けてきそう。
ぜひ聴いてみてくださいね‼
ご拝読ありがとうございました🙇
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