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CEC企画 実験即興会オープンスタジオ

初めまして、もしくはいつもお世話になっております、中西ちさとです。

今回は、上野愛実、内田結花、中西ちさと、中間アヤカがスタートさせたCEC(コンポジション実験クラブ)が昨年から行っている「実験即興会」をシェアする企画を開催しました。8月29日はゲストに文さんと渋谷陽菜さんを招いて実験に加わって頂き、その過程をオープンスタジオという形で一般公開しました。

14時からは準備の時間​として、17時から行う即興のエクササイズを。
今回は中間さんの提案で簡単なフリを共有してそれを素材として即興を行うというアイデアがあったので、1時間程度でフリを共有しました。それから上野さんの提案による体を充実させて、空間に存在する(踊ってもいいけど踊らなくてもいい)エクササイズを。前回の即興会からミーティングを重ねていたとはいえ、およそ9ヶ月ぶりの即興でどうなるかな?と思っていたのですが、息ぴったり…とも違う、空間を共有しそれぞれで自身の体を立ち上げる様子が感じられました。


17時からはいよいよ実験即興会​です。
15分ダンサーで即興をし、15分その即興をダンサーで振り返る。

この即興会では、即興をする他に、「話す」ことにも重きを置いています。
踊りをみた感想、踊ってみた感想をメンバー間で共有し、その話した内容を踏まえ、次の即興に向かうのですが、できるだけ緊張せず自由に発言できるように、別室で即興の振り返りをし、劇場にいる参加者の方にはズームで話が聞けるようにしていました。

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が!声が小さすぎて聞こえていなかったという痛恨のミスが後で発覚…なんてこと!次回開催する際はどうにかしたいところです。(スタッフさんの大切さを痛感。)


ゲリラ的にインスタライブ(踊りの部分のみ)もやってみたりもして。
10人弱の人が入れ替わり立ち替わり目撃してくれたようです。不慣れなのでコメントをみたりとかはできなかったんですけど、踊りの振り返りをしているときにもインスタライブができたらみている方との意見交換もできるかもしれませんね。


最後の振り返り会では3人の方が残ってくださり、少人数であったため、フランクに即興について、オープンスタジオについて語り合うことができました!正直にこういうオープンスタジオ形式でやる上で料金をもらうことについてどう思われるか?と言う我々からの質問に対し、「単純に場所代としてお金は支払われるべきだし、研究会と考えたら取るのが当たり前ではないか?」との意見を頂きホッとしたり、「即興が苦手だった!」と言うダンサーに対し、即興をコンテンポラリーダンスの入口にされた方が「そんなことがあるの?!」と驚く一幕があったり。
短い時間ではありますが、いい座談会ができたと思います。


初めてオープンスタジオと言うものをやってみましたが、こういう公演でもワークショップでもない形式の発表の場ってこれからたくさん増えるんじゃないかな?と思いました。継続して、風通しのいい会にできたらと思います。機会あれば皆様ぜひ。


(中西ちさと)

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