先日のあなたの作品で私の好きな瞬間
拝啓
雲太郎殿。
お手紙を頂き、とても嬉しく思っています。
いつも惜しみなく様々な作品を私達に見せて下さる事、本当に感謝しています。
あなたの作品の中に自分の心を見ることもあれば、思いもかけない発見をすることもある。
そして、あなたの作品がひとかけらも無い、真っ青な空の時でさえ、無い、というシンとした時空を感じさせてくれる。
とても複雑で、一時として同じ形は無く、ここで見上げるのと、山の上から眺めるのと、はたまた宇宙から見下ろすのとでは、全く違った作品になるのだから、知らずに傑作を見逃してしまっているのが残念です。
とはいえ、ちょうど良い時間にちょうど良い様子を、雲ごねして下さっているのだと、今日も一ファンとして作品を楽しみにしています。
地上のことでお伝え出来ることがあれば、もちろん協力させて下さい。
雲模様に参加出来るかもしれないと思うと、まさに天にも昇る気持ちです。
かしこ
追伸
家の庭のカエルのケラさんが、もっと雨音を聞きたい、小さい雨雲を池の上に派遣してほしいと横で鳴いています。
それは無理だと言いましたが、どうしてもというので一応書くだけは書くね、とこうしてかいています。
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