子育て日記リターンズ⑦

3ヶ月目を迎えた頃、妻と大げんかをします。それまでもちょいちょい言い合いになる場面はありましたが、ここまで大きなけんかは付き合って、結婚してからも初めてです。


どんなことかというと、ささいなことで「食い違い」が生じます。その食い違いに対して、妻が僕に「これは、こうしたほうがいいんじゃない?」と指摘します。そうすると、僕はそれを、妻から「怒られた」といつも捉えてしまい、「あ、また怒ってる!」と返してしまいます。

これで「怒ってない!」と怒り出します。よくよく聞いてみると、「怒っていないのに、怒っていると言われることに怒っている」という状態です。僕としても、妻を怒らせるつもりなんてないけれど、言われたことには、違う思いがあるので、いつも「怒っている」というワードだけで片付けようとしてしまうのがダメだったようです。

内容は本当にささいなことです。でも、それに敏感になる時期だと思うし、辛い時期であることも分かるんだけど、僕の性格上、思ったことをそのままストレートに言ってしまうのがダメでした。

こうやって妻と初めて大げんかをして分かることがあります。それは、息子が一番かわいそうということ。何を見せられているんだ、と。息子のことを一番に考えて生活する!と心に決めても、やはり感情には勝てないんだな、自分を見失うことがあるんだな、と思います。と同時に、妻の気持ちが全く理解できていなかったんだな、と自省します。

この時期は、僕も妻も一番辛かったです。もちろんお互いに初めての子育て。本当はもっとサポートし合わなければならないのに、お互いが足を引っ張り合うというか、心が通い合っていなかったというか、そういう時期でした。そのときに踏みとどまって、我慢したからこそ、今があるとも思います。

ということで、よく分からない文章になっているかもしれませんが、あの頃はとにかく毎日そんなことを思いながら過ごしていましたね。なかなか難しい。妻はどう思っていたのか、もう少し息子が大きくなってから、二人で笑って振り返りたいと思います。

~子育て日記リターンズ⑧に続く~

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