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4月号(№221)編集後記

久慈市出身の総合格闘家・扇久保博正選手が男気を魅せてくれました。

スポーツに励む子どもたちのために活用してほしいと、久慈市に対して寄付金30万円と試合で着用した衣装を贈呈(P34参照)。明日の活躍を夢見て練習に打ち込む子どもたちを勇気づける話題となりました。

2000年頃から火が付き一大ブームとなった総合格闘技は、かつてのエンタメ志向からより高い競技性へと変貌を遂げました。格闘家の影響力は日を追うごとに増し、中にはユーチューブの登録者数が200万人を超える選手も。メディアも放っておくわけがなく、テレビやCMで見かけることも珍しくありません。

気の利いた自治体は地元出身選手を観光大使など特別な役職に任命。選手は地元をPRする代わりに地元からは肉や野菜などの特産品を贈り選手の活躍を後押し。選手と地元、互いに応援し合える関係を築いている自治体も少なくありません。

扇久保選手が参戦するRIZINでは、リング上で選手をアナウンスする際、選手の身長体重、戦歴に加え出身地を紹介。昨年大みそかにも全国のお茶の間に「久慈市」の名前が二度もコールされました。

扇久保選手曰く「リング上で久慈市と聞くと身が引き締まる」と話します。

実直なファイトスタイルで地元に貢献し続ける扇久保選手、夢は久慈市で大会を開くことと前を見据えます。久慈後援会では引き続き会員を募集中とのこと。扇久保選手が抱く地元への思いに報いるために、みんなで後押ししましょう!(月刊DANASS №221掲載)


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