ベトナムをしる~その②労働者•電子決済•購買 2023年10月版
その①では自己紹介とINDEXについて触れてきたので
その②ではベトナムのLIFE生活について触れていく~EV
↑↑ベトナム2大財閥のビングループが運営するビンファーストという
車メーカー
モビリティーに関しては左ハンドルということもあり 欧州メーカーを採用
今までは 全く見向きもされず ビングループ関係者しか乗っていなかったのだが、 2022年から 別消費税や車両登録が 各段に優遇された為目視でも増えてきた。
ただ直ぐにガソリン車からシフトに舵を切るというより、徐々に充電&エネルギーシステムを整え2050年に向けて 取り組んでいくといいったところだ
LIFE生活~労働者
写真のようにロボットが配膳したり、自動運転が実装されるまでには至っていない。単純に人の方が安いからだ。
ただ ベトナムはトップが意思決定すると動きも早い
すぐにでも深セン様なの技術と提携して。。なんということも あり得え無くはない。
ベトナムはあらゆる面で中国の購買に大きく依存している。
ODA事業なんかもそうだ
同時に 欧米の金融で経済は担保されている一面もある。
なので
どちらに切り捨てられてもダメージがある為、適切な転換期を待っている
ベトナム人は流れのタクシーを捕まえることは無くなった
安価で安心して計画的に利用できるGRAB(グラブ)という配車サービスが主流となっている。
実装の際 タクシー業界の仕事を取ってしまうという点で課題かとおもわれたが、地域ごとに段階をおって展開された結果、今では全国で浸透している。
LIFE生活~電子決済
ベトナムでは スマホ決済が急激に普及
外国人はクレジットカードを利用する場合が多いのでビザ・マスターがも利用できるがアメックス等一部 利用できる施設が限られている
ショッピングモール/コンビニ/コーヒーショップだけでなく、露店でも
大体QRコードやスマホ決済ができる
外国人がアプリを使用する場合、口座開設で適切なビザまたはレジデンスカードが必要になるが そんなにハードルは高くない 。すぐ作れちゃうのだ。
そして法人取引の場合、今までVATという付加価値税金8%を乗せたレッドインボイスというものを発行しなければならなかったが2019年からデータ申告が可能となった。
つまり いちいち 但し書き/宛名/明細を書き 紙で発行して 郵送する必要がなくなった。
ただし ローカルの屋台や市場ではまだまだ現金が主流になっている
ベトナムではEコマースが主流
いちいち店舗で購入にでかけるのは生活必需品またブランド品や高額商品
ローカルの市場やお店でしか体験できない事・物は例外である
規格サイズが合わなければ、送り返して新しく取り寄せる ということをやっている。
当の自分も 北部のサパでマスの養殖場から取り寄せたり
少し南部のニャチャンやクイニョンからの雲丹であったり
海外のものを取り寄せたり、大体なんでもECやオンラインで手に入る
ただ生もの
なんかは搬送稼働にあわせて納品しないといけないので留意点だ
こういった事からショッピングモールのテナントはコト消費の転換期の渦中にある。
LIFE生活~交通
都市計画や国の基本方針では壮大な計画
しかし まだ新幹線や高速鉄道はベトナムには無い。
地下鉄や高速道路計画は1割進んでいるか程度だが、主要な幹線高速や地域間の地下鉄移動が出来るようになったので利便性は大きく向上している。
背景にあるのが CO2排出削減 と 都市部のマイカー所有率で 一部の都市では 車の購入の際にナンバーの取得に規制が掛かっている。
こういった点から
徐々に 公共システムは便利になっています。
停車駅ができる計画なんかがあるとそのエリアの地価が どっとあがるなんてこともある。
ダナン市はどうなのかというとダナバスという バス路線が多方面にダイヤを組んでいる。
エアコンもあり、涼しく快適だが、稼働率は3割~5割程度。
これは市内とバス内にカメラを設置しており、それを管理する基地局があるので、そちらで監視してビッグデータをとっている。
今後2030年までにダナン市は200万都市になる。
その為、インフラ政策にいかすための交通機関であるととらえてよいと思う。
ダナン交通局は開けた機関の為、あらゆる国のあらゆる機関、時には学生の アイデアも募集しているので、ご興味あるかたは是非いらしてください。
LIFE生活~南北統一鉄道
南はカンボジアからホーチミンそして中間都市のダナンやフエを通って 北はハノイを通過し中国の広東省まで通じている鉄道を南北統一鉄道という。
ベトナム戦争時に物資の輸送にも使われていたものだ。
一昔まえは安い乗り物イメージがあり学生さんの国内帰省用に使用されていた。
しかし昨今のLCC普及と観光客の増加から高級な乗り物にシフトしている。
また、そこそこ優秀な積載機能を持つ為 国の重要投資計画の一つになっている。
上の路線図を見ると
鉄道の全長は 1726KM。
現状、ハノイ―ホーチミン間の貨物列車は86時間の所要時間がかかる。
そして主要な駅以外は線自体が1本しかない場所も多く、大幅な ディレイが非常に多いた為、納品がシビアな物のであれば、手配していた積荷コストのロスも存在し、納期に間に合わすことには向いていない。
現在は列車の観光における利用者のシェアが30%, ベトナムの物流における貨物列車のシェアが15%(完成した車体等) ほどとなっている。
まあ タイで製造された車・バイク・電化製品 そしてカンボジアからは お酒やたばこを運ぶのによく使っている。
ベトナムをしる~その③ LIFE生活~保険へつづく
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