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英国のタバコ販売禁止から考えるリーダーシップ

おはようございます。

社会福祉士×ダウン症児パパのTadaです。
Tadaのイントネーションはピザ🍕と同じです。


小噺です

冒頭挨拶のイントネーション例を語る部分、毎回意味は求めず、あとの記事との連動性なんてお構いなしに考えてるんだけど、今日は初めて小噺と連動させたい。

この記事を書いているのは職場からの帰路の電車内。

今日乗っている電車はいわゆるロングシートという座席の配置。車輌の両端に長い座席がひっついている都会ではよく見るタイプ。

僕の住む街ではこのロングシートタイプも、田舎電車によくある(主観です)クロスシートタイプも走っていて、同じ時間の電車でも同じ座席タイプの車輌とは限らない。

そんなわけで、ロングシートに座って記事を書いているのだけど、目の前のロングシートに座るオジサンが突然、持っていたビニール袋をガサゴソと漁りだした。

何を取り出すのかと思いきや、ビニール袋から出てきたその手にはあるものが持たれていた。



ピザポテト


「うぅーーーそーーだーーろー」

と大病院占拠、新空港占拠で活躍した
櫻井翔くん演じる武蔵三郎ばりの声が出そうになった。

地方だから、そんなギュウギュウになることはないけれど、それでも帰宅ラッシュの電車の車内。乗車率はそれなりに高い。

しかしオジサンはそんな事一切気にせぬ素振りで、あたかも自宅リビングの様にピザポテトをを開封した。

そして脇目も降らず一心不乱にピザポテトを食べ始めたのだ。

車内に充満するピザポテトの香り
マスクをしていてもその香りは僕の鼻にもふんだんに入ってくる。

当然といえば当然なのだが
そのオジサンの周りからは人が離れ、おそらく上空から見ると半円のミステリーサークルのようになっていただろう。

オジサンよ頼むから電車内でピザポテトはやめておくれ。せめてうす塩くらいにしておくれ。

というわけで、本日のイントネーション例はピザになったって話


さて本題

こんなニュースが飛び込んできて一瞬目を疑った。

この法案、昨年から議論されていたらしいが、ついに可決されたということだった。

2009年1月1日以降に生まれた人は生涯タバコ製品を買えなくなるというもの。

おそらく

今回はこの法案の是非について書くものではない。

この法案を可決させるイギリスという国からリーダーシップについて僕が考えたことを書くものだ。

タバコが身体に害悪を与えることは、既に多くの人が知っていることであり、日本でもその認識はあるから、パッケージにその危険性を表示するなどの対策はとられている。

しかし、日本で今回イギリスが可決させた法案のような大胆な舵取りが出来るだろうか。

おそらく僕含め、この記事を読んでくれた多くの人は「できないでしょ」と思うだろう。

きっと出来ない。

それはなぜか。

まず考えられるのは、愛煙家からの反発
しかしこれについては正直、国はあまり気にしていないと思っている。

僕が考える理由は
JTの利権タバコ税による税収
これらは国にとっても無視できない案件だろう。

身体に害悪があることは分かっているけれど
既得権益や経済を優先させているように感じている。これは別にタバコに限ったことではない。

再度書くが
この記事はタバコ禁止の是非について書くものではない。

そこから見えるリーダーシップについて書くものだ。

リーダーは時として苦渋の決断を迫られることもある。

その中ではもちろん最大多数の最大幸福を意識した決断は大切だとは思っているけど、

人の生き死にに関わらない

なんなら大きな声では言わないけど

なんとなくみんなが
「これって良くないことだよね」

って思ってることについては、

それらの声を拾い上げて大胆な舵を切ることができることこそ真のリーダーシップなのではないだろうか。

人の生き死にという点では
経済改革(ここではタバコ産業の縮小→消滅)による生き死にの可能性を議論のテーブルに乗せてくる人もいるかもしれないけれど、個人的には経済改革は起こるべきだと考えている。

経済改革が起こらないと社会は前進しない。
現在の雇用を守るために既存の経済圏を守ることを続けていけば、確実にこの方法をとってない国に遅れをのり飲み込まれていくだけ。

というか、この国、若干イマココ的な感じしない?

経済改革によるこれまでなかった技術革新、雇用の創出、そしてその反面既存の産業の衰退による失業、解雇などに対する社会保障でのフォロー、これをやるべきなのがこれからさらに世界が近くなってくる中でこの国の切るべき舵なのではないかと考えている。

ちょっと熱くなってきたけど
まだまだ巻き返せるチャンスはあると思う。

もとより貧困国であればあとは上がるだけという気持ちが働くかもしれないが、

衰退した国をもう一度立て直そうというのはかなり国民の意識の持っていき方が難しいように感じる。

一度上げた生活水準を下げることが出来ないような苦しみの中、下げざるをえない状況になるのだからモチベーションは上がりづらい。

これからこの国がどうリーダーシップをとっていくのか、国民の一人として協力は惜しまず、やれることは全力でやっていこうと思う。

広い視野で取るべき選択をとる
真のリーダーシップを発揮して欲しいと願うばかり。

おわり。

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