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シン・社会福祉士の必要性

どんな資格もそうだけど
取得してからがスタートだと思ってます。

就職の要件が特定の資格である企業が
多くあるので就職のために資格とって
「はい、おわり」って人も多いのでは?

その就職先で資格の専門性についての研鑽が
されるのであれば問題ないと思います。

でもなかなか就職先だけで完結することが難しい資格も世の中にはたくさんあります。

そんな時に学会や職能団体など外部の力を借りて、自己研鑽を行っていくことで資格の専門性を高めていく。

そうして
社会に認知してもらい
社会に評価してもらい
社会での地位が向上し
資格の待遇が上がる

僕は「報酬」を「お役立ち料」と考えてます。

こと資格職における
お役立ち料の向上を狙うのであれば

「〇〇(資格)を持ったあなたは凄い」から

「〇〇(資格)ってやっぱり凄い」

に変わっていかなければいけないなぁ
と思うわけであります。

そんなわけで今日は
福祉関係者、社会福祉士、社会福祉士を目指す方や興味のある方向けの記事になりそうです。


①社会福祉士に求められるもの

社会福祉士が法律で定められている業務は
ザックリいうと二つ

1. 様々な理由で日常生活を営むのに支障がある方の福祉に関する相談に応じ、助言、指導、福祉サービスを提供する

2. 医師その他の保健医療サービスを提供する方やその他の関係者との連絡及び調整その他の援助を行う
(社会福祉士及び介護福祉士法 第二条第一項 参照)

しかし、以前の記事で書いたように
社会福祉士はソーシャルワーク専門職でもあるのでソーシャルワーカーとしての業務も期待されている。

ここまではまぁメジャーどころ。

しかしこういった業務の遂行が
職種全体でみると不十分だと国は判断し

社会福祉士養成カリキュラムの変更や
業務の具体的なオーダーがおりてきた。

読まない人のためにまとめると、

1.問題って複合化してきてるから、分野ごとに固まらずにどの分野でも対応できるようになってね。

2.社会福祉士の業務だけじゃなくて、ソーシャルワークもちゃんと業務としてやってね。

って感じ。

これが社会福祉士に期待される業務。

②社会で地位が向上しない理由


「既に発揮してるって!」

っていう社会福祉士もいれば、
こういったことを全く知らない社会福祉士もいるだろう。

これが社会で地位が向上しない理由だよ。

もし社会福祉士の皆さんが
いまの働き方で、いまの報酬で満足なら
これはここで終わりって話。

でも少なくとも僕の周りの社会福祉士は
働き方にも報酬にも不満を持っている。

しかし自発的に変革を促そうとする人は
ごくごくゴクゴクわずか…

これが社会で地位が向上しない理由だよ。

スーパーマンになるより
ジャンヌダルクにならなきゃいけない
ジャンヌダルク量産が増えていくと
その分だけ早く大きなうねりが作れる。

③社会福祉士会入っとく?

僕は社会福祉士の職能団体である
社会福祉士会に入ってる。

入会理由としては

大学行ってないから
もっと理論や知識、技術を向上させたくて。
って自己研鑽も当然あるんだけど

究極の動機は、、、
ぶっちゃけウチの息子のため。

ダウン症のある息子が将来幸せに暮らせる社会

からの

障害のある人が幸せに暮らせる社会

からの

誰もがお気楽に過ごせる社会

みたいな感じになる夢を持ってて。

その実現のためにはやはり社会福祉士含む
ソーシャルワーカーの存在が必須だと確信している。

でも今のままの社会福祉士じゃダメだ。
体系的に学び続ける仕組みを作っていきたい。
それは学ぶ側にも教える側にも。

医学は日進月歩と言われているように
ソーシャルワークも日進月歩。

あくなき探究心と成長意欲がないと
すぐに置いていかれる。

あ、でもね
置いていかれないために学び続けて欲しいわけじゃなくって、学び続ける価値があるよってことが言いたい。

だってさ
ウェルビーイングを高めるための専門職だよ?
学べば学ぶほど面白くて広くて深い。
ちなみにそんな僕は多分結構入り口の方で
キャーキャー言ってるタイプ。

そんなソーシャルワークを学べるのが
社会福祉士ならば社会福祉士会。

せっかく資格持ってるのに
入らないと損でしょ。

でもね、わかる。
社会福祉士は給料がお安め。
その中で会費払って研修代払ってなんて
キツいよね。

だから社会福祉士会側も
もっと歩みよれる仕組みづくりしないといけない。

有資格者約27万人に対して
社会福祉士会の会員数は約4万3千人

これじゃあいけない。
ひとつのうねりになりようがない。

僕はまだ何者でもない一会員だけど
うねりを作るためにこうやって
空中戦で社会福祉士の普及啓発を続ける。

社会福祉士会の楽しいところなどは
また別の機会に投稿するけど
ほんと有益よ。

まだ未会員の皆さん
とりあえず社会福祉士会入っとく?

この記事読んで入会決めた方は
ぜひ
「このnoteで入会決めました」
って言ってね。

僕の耳に届かなくても
勝手に想像して喜んでるから。

④シン・社会福祉士

とまぁ長く書いたけど
つまりは今の社会福祉士では
地位も報酬も研鑽の機会も充分に確保できない

でも価値は絶対にある。

だからこの価値を
ちゃんと社会に理解してもらえるように
みんなで力をつけていきませんか?

社会福祉士から
シン・社会福祉士に

一緒になる人大募集!

おわり。



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