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隣の芝生は青くみえるけど、幸せは本人にしか測れない。

トップ画の文、マジでそう思う。
本人でもないくせに推測で「あんたはいいよね」とか言える人って、なんなんだろうって思う。その人の「幸せ」は本人にしか測れないよ?

「日本が嫌でアメリカに移住してみたものの……」学校でバイトの巻より

「あなたは私が欲しいものを全部奪っていく!」と、学校の廊下で叫んだ彼女の顔が、今でも忘れられません。

枕営業に関しては彼女の人違いだったんですが、私が仕事を見つけたこと、良いホストファミリーに恵まれたこと、現地の友達がたくさんできたこと(←これも勘違いだけど)について、勝手に推測して嫉妬したらしいです。
私からみれば、留学資金を親に出してもらい、車も手に入れ、住まいだって苦労することなく、なにより金と若さ(と美しさ)を持っていた彼女の方が羨ましく思ったけどね。
「隣の芝生は青くみえる」です。

「日本が嫌でアメリカに移住してみたものの……」車社会で車持ってないのはルーザーの巻

車といえば、車社会で長い間、車のない生活を送っていました。
だから、車を持っている学生が羨ましかったときもありましたが、今となってはあの時期があったから、今があると思えます。

悔しかったことって、なんか、すぐ、全部笑い話になっちゃうんですよね。
一昨日、Xにポストしたけどこの時は、ちょっと泣きました(笑)。

泣いて、友人と「悔しいからいっぱい勉強して英語ペラペラになってあいつを見返してやろう!」って、銀行の駐車場で手を取り合って誓い合ったけど、二人とも次の日には笑って会話してました。

負けず嫌いになりたい、と思った。

悔しさをバネにできる人がどんどん学力も、社会的にものし上がっていくのをみてそう思いました。ライバル心や嫉妬心は自分を成長させてくれることもあります。
でも、性格みたいです。悔しい、とかあいつに負けたくない! あの人みたいになってやる! そういった悔しさや嫉妬心、といった感情が湧かないんです。
もちろん昔はわきまくってましたよ。だから日本を出ようと思ったんです。でも、海外で生活しているとなんか、もう、全部、自分が見ていた芝生は本当は青くなかったんだなぁと。
そうすると、人のことはどうでもよくなってきて……人と比べても意味がないなぁと。
好きことを、好きなだけ、好きなときに描けて毎日が幸せになって心が満たされると、他人の芝生が青く見えてこなくなります。これはこれで向上心を失うので困ったもんですがね。ライバルを蹴落としてのしあがる競争社会では、真っ先に死ぬでしょう。だから結局アメリカが無理だった……(笑)。


余談
「日本が嫌でアメリカに移住してみたものの……」は、友人に描いてくれと言われてしぶしぶいやいや描いたコミックエッセイですが、正直、描いてておもんなくて辛かったので作画してくれる人をずっと募集しています。
というわけで、誰か描いてくれる人がいるかもしれない希望を胸に、『わたしのマンガを見て』コミックエッセイ部門にダメモトで出してみましたよ。( ͡° ͜ʖ ͡°)



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