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HOW TO MASTER VOICE PRODUCTION

人間は感情動物である。
しかし、本能のまま好き嫌いの感情を剥き出しにしていたら社会のルールからはみ出してしまう。故に感情を抑え込むことを子供の頃から教わる。それが理性だ。

良い俳優になるには、本来の感情を自由自在に操れるようにならなければならないが、閉じ込めて来た感情はそんな簡単には表に出ては来ない。
子供の頃、悔しい思いをしたり、何かで泣いてる時、歯をくいしばって、呼吸を止めて身体の奥底に送り込んだ経験は誰もが持っていると思う。または嬉しくて大笑いした時なども、呼吸で自分の感情を抑えようとした経験などもあるだろう。

朝日を見て大きな深呼吸をして清々しい気持ちになったり、大事な局面で緊張した時なども深呼吸をして気持ちをおちつかせようとする。

VOICE PRDUCTION とは 呼吸で感情を引っ張り出して声に繋ぐ技である。

やり方を教えよう。
まず、大きな深呼吸をする。特に吐くほうに意識をして向ける。そして、吐いた最後の身体で感じる場所は水月、みぞおちの辺りだ。そこから、もう一度軽く吸って、下っ腹(丹田)まで吐ききる。

この呼吸の仕方を大きくゆっくりと、三回〜五回ぐらい続けたら、声帯、声の響きと連動させ一息でユックリ吐く。ポイントは喉で声を出すのではなく、喉を丸く開く感じで息を吐く時に声帯を連動させること。身体の中て響きを感じられれたらオッケーだ。

このやり方が出来たら感情の引っ張り方、意識と感情を連動させるステップに入る。

続く

DAN KOJI
https://www.dankoji.info/