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演技のメカニズム

『サブテキスト』
キャラクターをキープする為に、何かで自分の体内を活性化させないと設定内で人間が生きていない。自分を通して現象としてのキャラクターを表現することが出来ないとキャラクターはない。

体内にキャラクターの精神状態/コンディションがないと、中身のない生きた人間が台詞をそれっぽく言っているだけになる。台本を読んで、キャラクターが見えたら体内に流れる血液のようなものを何でつくるか?が課題だ。

サブテキストとは台本&俳優を何で繋ぐか?、そして俳優をキャラクターの精神状態にする実際の作業である。

テクニック的には沢山の方法論からなる手段があるが、先ずは台詞の気持ち=裏側/背景が読めないと始めることが出来ない。

『台本の読み方』
ビートチェンジでキャラクターの思考、見解、何を望んでいるか?を探る。台詞は丸暗記しないで言葉として理解する。言葉の持つ意味、気持ちを見つけて身体の中に考え方を入れる。

『アクション』
サブテキストの次はビートチェンジからなるアクションだ。
アクションとは何を目的に行動をしているか?、瞬間のゴールである。キャラクターの望んでいることに対しての心の動きを現象として表現する!である。

DAN KOJI
https://www.dankoji.info/