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マダミス犯人役の巻〜序の序の序〜

マーダーミステリーで犯人役をプレイするにあたって絶対に欲しい2つのポイント

・諦めない心
・探偵スキル


【何が起こるかわからないのがマダミス】
立ち回りとか駆け引き云々を身につける前に大前提として折れない強い心を持つことです。

ほとんどのシナリオでは犯人投票フェイズがあって最多票をくらうとおおよそバッドエンドです。キャラクターの人生は大体悪転します。キャラクターの人生を背負ったつもりで強い心を持ちましょう。

ミスをしたり、重要な情報が全体に知られたり、自分以外の全員が犯人を見るような視線をなげかけてきたり、めちゃくちゃ厳しい場面があるかもしれません。

でも、マダミスって何が起こるかわからないもので。

議論のラスト数分だったり個別推理発表だったり、誰かの発言で急に流れが変わることが往々にしてあります。

犯人だと疑われても最後まで余裕を持った受け答えをしていれば、疑った側が推理に自信が持てなくなって判断が揺らぎます。

諦めずに自分が犯人ではないとパッションをぶちまけることで周りに本当に犯人じゃないかも?というような感情を持たせることもできます。

さいあく真相が全て露見しても万が一にキャラクター同士の利害が一致すれば、無理やり犯人じゃない人に擦り付けることも可能です。

要は諦めずに立ち向かっていれば細い逃げ道を通せる時があるのです。

諦めるな。
余裕を見せながらも拳は常に握れ。



【探偵役ができると犯人役もできる】
なぜ対極の探偵の話が出るんだ!今は犯人の話だろ!ふざけてるのか!

いえいえ、探偵の思考をベースに行動することが犯人のベストな立ち回りなのですね。

1つ例を挙げます。

犯人役が死体や被害者の情報を真っ先に得ることは悪手なのか、について考えてみます。

死体や被害者の情報は事件を推理する上で重要なスタート地点だという前提で話をします。

犯人役の考えとして、1番先にそれらの情報を得る行動は探偵役に知られたくないからだ、先に確認して言い訳を考えようとしているからだと思われそう。だとすると周りから怪しく見られてしまうな🤔という考えが浮かびます。

しかし、探偵役の思考を知っていれば以下のような考え方もできます。

探偵役は犯人に情報を秘匿されないように、または先に情報を得られて言い訳を考える時間を与えないように1番に死体や被害者の情報を得たい。そして真っ先に全員に共有したい

ならば、犯人役である自分が真っ先にそれらの情報を得たとしても、周りからは探偵役の行動をしているとも受け取れるので怪しい行動だと断定できないはずだ。

その上、それらの情報を早い段階で全員に共有することができれば逆に周りからの信用度が得られて、これからの議論においても有利に進められる可能性がある。少なくとも、周りからはマイナスな印象にはならないはずだ。

いかがでしょうか🦑
探偵役の考え方がわかっていると、悪手だと思えた行為が実はどっちとも取れるから普通の行動だと思えてきますね。
なんなら、早い段階で全員に知らせてあげれば優位な行動にも考えられますね。

(犯人である自分の首を絞めているようにも考えられますが、ほんの例の1つなので甘めにみてほしいな👀犯人って必ずどこかでリスクを背負わなければいけない生き物なので)

というわけで、
探偵役の思考がわかっていると、自分目線は泥舟に乗っているようでも、周りから見ると安全な石橋を渡っているように見えるんですね。

探偵役の思考を読み取って常に先回りできるともはや犯人の独壇場です。探偵なんてもはや鏡の中のマリオネットです。持て余してるフラストレーションがイージーゲームします。

はい、もう疲れたので今回はこの辺りで切り上げます。

この記事を書いていると、筆者自身はなんて打算的な人間なんだろう。とふと思ってしまいましたが打算で生きられるような器用な人間ではなかったなと2秒で持ち直したので心配ありませんでした。

ばーい、せんきゅ。✋

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