春のDA MONDE TRAILを終えて感じたこと
早いもので、この春のDA MONDE TRAILから二週間が過ぎました。
「DA MONDE ロス」
特別な魔法にかかりとても賑やかだったあの森はいつも通りの静かな森へ
私たちもまたいつもの日常へと戻り
なんだか心の中にポツンと穴が空いてしまったような…そんな感覚になっている方も多いのではないでしょうか?
大会当日に参加された方はもちろん、運営スタッフDA MONDE Familyも
大会が終わってしまってちょっと寂しいのだけれど
楽しかったあの日の思い出は、また次回への期待感やワクワクへとつながっていく…そんなふうに感じます☺️
初心者でも気軽に楽しめる、まるでフェスのようなトレイルレースとして
皆さんに愛していただき、育てていただいているDA MONDE TRAIL も今年で9年目を迎えることができました。
第一回大会からこれまで大会運営に関わらせていただき、色々なDA MONDEの姿を見てきました。
そして9年目となるこの春の大会を終えて….
いつものようにお祭りのような賑やかさ、フェスのような華やかさが楽しい光景として変わらずそこにあったんですが
この春のDA MONDEは私にとって少しだけいつもとは違う雰囲気を感じた大会でした。
大会が終わった直後は、
その違いが「何か」ということはよくわからない。
でもなんか違ったんだよねぇ、何かな…
とふんわり考えていました。
そして
大会の片付けも終わり、自宅で大会公式フォトを眺めていた時にその答えを発見しました💡
いつもより家族で遊びにきている人たちが多い気がする!
子供達がたくさん来てくれている!
遊びに来てくれた皆さんの数を正式に調べたわけでもない、ただ単に私の個人的な感覚なのですが笑
そう思ったのです!
写真からだけでなく
1日を通してあの森で過ごした日のことを思い返すと
ただ単純に子供たちの数が多かった…ということだけではなくて
ランナーとして走っているパパさんママさんの代わりに、そのお友達が子供たちの面倒を見てあげている
とか
スタッフ間でも運営業務の時間に、誰かが誰かの子供たちのお世話をしている
そんな光景を会場のあちこちでほんとにたくさんたくさん見かけたなぁ
そう感じました。
トレイルレースの会場は
走る皆さんが楽しむ・頑張ることで主役になるのはもちろんのことなのですが
遊びに来た子供達も楽しく過ごせて主役になれる
家族で安心して遊びに来れる
9年目を迎えたDA MONDE TRAILは
そんなちょっと珍しく新しいジャンルのトレイルレースを確立させたのではないのかな。
今回のDA MONDE TRAILを終えてそう思いました。
よくブログやSNSで、大会を支えてくれるスタッフのことをDA MONDE Familyと呼んでいるのですが
あの会場にいるすべての人たちが
子供達を通じて繋がる
大人同士のコミュニケーションや
そこから生まれる楽しさをみんなで共有しその中で子供たちの成長する過程も見守っている様子を振り返っていたら…
もはやDA MONDE TRAILそのものが”家族”になっているのでは??
という結論に至りました✨
私がこの春に感じていた いつもと違う雰囲気はまさにそれだったのではないかと思います。
9年間続けることで
まるでリレーするようにぐるぐると巡り巡る中で生まれた
DA MONDE TRAILを通じて皆さんが育んでくれた楽しく、優しい世界。
その場にいる人たちが、トレイルランニングを通じて それぞれ様々な価値観を見出して、楽しんでくれて、その先にいる誰かに、次の世代に繋いでくれる。
私たちが大切だと思う場所を参加する皆さんも大切に思ってくれていることが今までよりもずっと実感できた春でした。
春の大会が終わったばかりではありますが
夏を超えたらまた皆さんに会える、秋がやってきます。
この秋もまた
暖かいFamilyたちが集うあの森へ遊びにいらしてください!
きっとまた、秋には秋にしか出会えない
素敵な時間が流れることでしょう✨
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