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【②】呪術廻戦(part1)

アニメは見てたけど、あまり好きになれなかった大ヒットマンガ『呪術廻戦』。「ネクスト鬼滅の刃だろ」と逆張りしていた世間知らずの反応やいかに。。

1巻 正しい死って・・・??

『呪術廻戦』の良いところは何よりも絵が上手い。何が起きているかが一目でわかる。これは作家さんの才能だと思う。
しかし主人公像は共感できない。異次元の身体能力を持ち、亡くなった爺さんの遺言に囚われ、受動的に人を助けようとし、宿禰受肉に対して何事もないかのようにケロッとしているさまは、まさしく異常。改めて言語化すると、やはり好きになれない主人公。『ヒロアカ』のデク君とは正反対の存在だと思う。
2話でも「生き様で後悔したくねぇ!」というセリフがあるが、その原動力が良く分からんのだ。後悔したくない人は沢山いる。だけど、命を賭してまで後悔したくない人って本当に要るの?そもそも「死」っていうのもあまりにも日常の感覚と遠すぎて、理解しがたいのかもしれない。
『宇宙兄弟』part1(https://note.com/dame_todai/n/n9e5dcbc112d8)では、「死ぬ覚悟はない!」というムッタ・ヒビト兄弟に共感した。まさしく逆なのだ。

  • 奇妙!虎杖悠仁のキャラクター

2巻 領域展開、好き

やはり「領域展開」は中二病心くすぐる。自分だけの世界っていいよね!
伏黒の方がよっぽど魅力的だよね!!

虎杖死んだけど、伏黒・釘崎の二人と交流が無さすぎる。彼らはどういう反応することが正しいのか良く分からん。あんまり響かない死。
そして強すぎる五条先生とかっこよすぎる領域展開。これはもうおしゃれマンガだよ。

3巻 人の醜さと向き合う順平編

ななみんがおしゃれ。術式とかの細かい設定が出始めて、盛り上がってきた!!「術式の開示」は良くできている。技名を自分からわざわざ言って、敵にばらすのはあほじゃね?という素直な疑問に真正面から殴る感じ。
そして何よりも私が一番好きな順平編だ。順平という存在は読者に最も近い存在。学校生活で、いじめられて、猛烈な憎しみを抱えている。学校生活に対する不満は誰でも持っているだろうし、とびきり嫌いな同級生の一人や二人はいるものだろう。だからこそ共感できてしまう。倫理を破壊する存在ー真人との邂逅によって、狂わされていく順平。そして彼は母を殺されたことにより、怨念に囚われ、復讐へ。
最終的に虎杖は「人を殺せるか?」という究極の倫理的選択を迫られる。

  • 「人の醜さ」「復讐の連鎖」。「人」に向き合ったからこそ生まれた傑作編。

4巻 「ぶっ殺してやる」

復讐は連鎖する。あの虎杖が「ぶっ殺す」というのは、非常にぞくぞくする。順平が変形させられ、あっけなく殺される。初めて、仲間を殺された虎杖の表情、台詞は、今までの御託とは違い、芯があるように思う。ダークファンタジーならこういうのが見たいんだよな。
そして順平編の終わり。かなり後味が悪く終わったが、虎杖の「正しい死」という理念を根底から揺らがせる事件。ななみんの「それが呪術師」という教示も非常に重みのある言葉になっている。

5巻 交流戦①

やっぱり好きなのは、禪院姉妹の話やね、うんうん。姉に裏切られてこじれたマイちゃん可愛いね。
そして紹介回だから、あんま踏み込んではないけど、絵がうまい。

6巻 交流戦②

五条先生つよすぎぃ!!

7巻 「死んでも勝つ」

伏黒の方がやっぱり主人公に近いとは思う。姉のためというバックボーンもあってか、自己犠牲の気が強い伏黒。伏黒には奥の手があるそうで、勝つためなら「死んでいい」という潜在意識があるが、それを否定する「死んでも勝つ」という五条さんの言葉遊び、うん、おしゃれ。
そして「やめだ」というセリフにたどり着く。抑えていたものを解放する瞬間が一番気持ちいい。やっぱ主人公だよ。

8巻 「共犯」

大切な人のために、人を殺めるという選択。虎杖と釘崎は「共犯者」としてそれを遂行する。互いに大切な存在だから。うん、いいですな。
そして人を助けたい虎杖の存在自身が人を殺めるという、この最悪の矛盾が今後虎杖をどのように苦しめるのかが見もの。

9巻 五条過去編

五条先生覚醒。恵の父ちゃんは、真希のような存在だが、復讐のため呪術師殺しとして生きてきた。五条が強すぎるし、何のために行動してるのか分からないから、互いの信念のぶつかり合いみたいな熱さはないけど、とにかくカッコいい。おしゃれ。
夏油の闇落ち。一般ピーポーが生理的に無理すぎて闇落ち。正義→悪のパターンってそれ相応のインパクトが欲しいから、あんま分からないかも。かっこいいけど。とにかくおしゃれ。

10巻 渋谷事変①

五条先生がかっこいい。それだけでいいのかもしれない。

11巻 渋谷事変②

五条先生が封印された!!

12巻 渋谷事変③

ばとるかっこいい!

13巻 渋谷事変④

すくなつよい!!

14巻 渋谷事変⑤

とうとう虎杖が壊れる!!と思いきや、壊れない。浮世離れしすぎだろ。そしてナナミンの「後は頼みます」。これは最高の呪いだ!!

15巻 渋谷事変⑥

やっと壊れた!!けど東堂のおかげで、なんか大丈夫そう!
「罪すらも逃げる言い訳に」、そこから放つ黒閃!!

東堂が手を斬られたことを使ったブラフ!!「ブギウギ」を使用可能と見せかけた渾身のブラフ!!これは熱い!!花御をしっかり回収したオチ、とても良き。

16巻 渋谷事変⑦

乙骨登場!!よくわからなくなってきました!!

17巻 真希覚醒!

とんでもないことになってきました!!真希と真依の融合、二人で一つになることで欠けあったものを補完しあう最強の存在たりえる。ただ真依の命を賭す場面がそこかーというのはある。
というかマジで絵が上手い。ワクワクする

18巻 死滅回遊スタート

あんまり人気なさそうな死滅回遊スタート!!なんでそう思われるのか分析していく。まず文字情報が多いってのはあるのかも。。。

19巻 死滅回遊②

弁護士の話

20巻 死滅回遊③

乙骨くんがかっこいい。三すくみが始まる。

21巻 死滅回遊④

なんでパチスロ知ってるのよ(笑)

22巻 死滅回遊⑤

真希もすごいことになってきた!!


結論:バトルマンガ最高!!!

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