三重県を舞台にした文学作品 -伊勢平野を中心に- 


1.潮騒

映画旅・文学旅 みえ 三重県観光課 |https://www.kankomie.or.jp/special/filmcommission/file/eiga-bungaku.pdf

潮騒は、三重県鳥羽市の神島が舞台と言われています。
伊勢志摩サミットなど、諸島部のきれいなところがフィーチャーされていますが、
基本的には、そういうイベントが無ければ、衰退産業です。
観光も、なかなか成り立たず、限界集落化する地域も多い中で、
島の文化を描いた、いい作品でした。

(三島由紀夫的には、退廃的な世界観は、もう少し完成されても良かったのでは、と思う気持ちもある)

2.城のあるまちにて

城のあるまちにて 梶井基次郎の「レモン」に収録されています。
松阪が舞台なのに、うちの国語教師は一切それを口にしませんでした。
教養が伺えますね。

読んだ感想としては、んー、微妙。

3.小津安二郎

小津安二郎は、日野町のあたりに、なんかポスターみたいなの貼ってあって、古臭いなと思ってはいましたが、
映画好きとしては、評価される監督であります。

4. Wood JOB!  三浦しをん

文学作品? ちょっと定義がズレてきたな。
まあいいや、三重県の60%以上は、森林です。
JR線と近鉄線が通って、伊勢へのお参りだけする分には、それでもかまいませんが、
式年遷宮の木は、どこで、誰が用意しているのだろう。
(実際には、木曽からめちゃくちゃいい木を持ってきていますが、そういう仕事、って意味で)
結構、三重県の中山間地域(の奥の奥!)の解像度に定評があり、制作陣のリスペクトが感じられました。

そんな気持ちで、見てくれたらいいな。

映画旅・文学旅 みえ 三重県観光課 |https://www.kankomie.or.jp/special/filmcommission/file/eiga-bungaku.pdf

5.ちなみに

朝日新聞も三重県に注目していました。有料記事ですが、読んでみて下さい。

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