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休校中、かーちゃんに求められるもの

多すぎるかーちゃんの役割

子どもたちの栄養管理に始まり、時間管理、メンタルケア、勉強サポート、情報収集、プラス掃除に洗濯に…明るい振舞い。

おお~い、多すぎやしないかい!?

そう、かーちゃんは普段から仕事が多いものです。

私は大学卒業後、金融関係の会社に7年半務め、約4年の間に2子を出産し、専業主婦を経験。一年発起して、ビジネス誌の記者として社会に復帰しました。復帰すること約5年…母親業と仕事の両立がかなわず身体と精神を壊して退職。フリーランスライターへと転職しました。

私が病んでいた数カ月、もちろん子どもにも影響がありました。長男は精神的に不安定になり、喜怒哀楽が激しくなりました。体調も崩しがちでした。(ごめんね…)

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親子の精神状態は共鳴する

そう。親子って、本当に不思議。分身のように、精神状態が共鳴するのです。

忙しい毎日から離れ、子どもと過ごす時間が増えてからは、たくさん反省しました。自分自身のことに精一杯だったこと、子どもの話に耳を傾けてあげられていなかったこと、自分の要望ばかりだったこと、子どもこそ誰よりも頑張っていたこと、我慢していたこと。(※働くお母さんを否定しているのではありません。時間の使い方、子どもへの気の配り方が下手だった私に当てはまることです。ご了承ください)

子どもと正面から向き合った数カ月を経たからこそ、コロナ禍の今、できるだけ子どもたちを支えてあげたい、穏やかな日々を過ごして欲しい。そう願ってしまうのです。

休校になってすぐ、敏感な長男はニュースを逐一チェックしては不安を雪だるまのように増幅させていきました。やはり親子。私には、長男の不安な気持ちが手に取るように伝わってきました。最初は「風邪みたいなものだよ~」と言って誤魔化していましたが、そこは小学校の中学年。私の言うことよりも、ニュースからの情報を優先します。不安が止まらなくなった長男にはとにかく、どのような場所に行き、どのような行動をすれば感染する可能性が高くなるかをこんこんと説明し、様子を見守りながら、何よりも自分自身が精神的に安定した日々を保つように気をつけました。長男の不安は私自身の不安が伝染していたのでしょう。そこからは、安定を取り戻したように思います。

楽しめる食事・適度な運動・笑いを取り入れて

かーちゃんの最重要ミッションである三度の食事。毎回毎回、栄養バランスを考えていたのではストレスが溜まります。私は2~3日タームで栄養バランスを考え、アバウトな栄養管理で、楽しめる!食事を心がけています。1~2食くらい適当なごはんが続いても大丈夫(でしょう)。

そして、適度な運動。緊急事態宣言が出るまではサッカーチームの活動が続いていたので、長男・次男とも毎日練習に参加していましたが、緊急事態宣言以降は散歩やジョギング、お家エクササイズなど、毎日できるだけ運動するようにしています。

そしてそして、我が家に欠かせないもの、それは「笑い」です。バラエティ番組や普段の会話の中でのおふざけやいたずら、お笑い芸人のネタのパロディごっこなど、とにかく笑う!ことを実践しています。ちなみに長男は、アマゾンプライムの「8時だョ!全員集合」にはまっています。メンバーが商店の店主になって登場する商店街シリーズが一番おもしろいとのことです。(志村けんさん、ありがとう!)

最後に、休校中のかーちゃんに一番必要なもの。それはいつかは訪れる日常を諦めない強い心、前向きな心。なのだとこの記事を書くことで気づかせてもらいました。みなさんも前向きに、どうぞ心穏やかにお過ごしください。



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