コロナで変わったこと

コロナウィルスのワクチン接種がようやく進んできて、僕の周りも、僕もようやく受ける手はずが整ってきた。

コロナへの対応で、割りかしその人がどんな人なのかが分かるようになった。平気で飲みに行く人。自分は絶対かからないと確信している人。マスクをしない人。陰謀論を信じる人。いつもなら「あの人は仕方ないな・・」で済ませたことが、今回は自分も感染するかもしれないので、それは本当に人間関係の終結まで含めて大事になったりした。

そして今、ワクチンを受ける人、受けない人とまた分かれ始めている。こういう時に夫婦でどちらかと意見が違うとまたややこしい。うちの親戚がそうだが、夫が「俺はかからないから」とワクチンを受ける気がないようだ。仕事もいつも同じ人と会うし、大丈夫なんだと。そういう人は非常に迷惑がられているのを少しは分かってもらいたい。いつも会う人があなたみたいな人だと、そこから感染するだろう。そんな簡単なことも分からなくて、どうするんだろう。そういえば、その人はゴルフに行った時もビール飲んでて、お風呂に入ったら大丈夫とか言ってたな。基本的にそういった変え方なんだろう。コロナが真実を炙り出す光景をここ1、2年で何度も見てきた。

コロナを機に変わった。僕の回りの人間関係は二極化した。良い人とはもっと良くなり、悪い人とはもっと悪くなる。今まで、一緒に居なくて時間が解決してきたことも、同じ時間を過ごすこととなり、解決できなくなった。

たまの旅行も行けなくなった。人間はパンのみで生きるわけではないと実感した。一日が長くなった。午前中で仕事がほぼ終わることに気づいた。テレビがつまらないことを再確認した。YouTubeの勢いを感じた。お酒で人間関係が育まれているわけではなかった。飲みに行かないと、お金が溜まることに気づいた。家で飲んでも美味しくないことに気づいた。

意外と有益だったかもね。



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