ネット論客と新興宗教の親和性
※ 当記事はすべて個人の感想です(7月12日のフェミニスト)
ここ数日、タイムライン上では「統一教会」の話題を度々見かけます。
私自身、宗教の話題に関して疎いのと、事実関係が明らかになってない時点での言及を意図的に避けていました。
しかし、見過ごせないツイートが流れてきました。
「ネット論客的なものと新興宗教の親和性が高い」
んん?ネット論客的なものと言えば、ネット論客108星の私に当てはまります。
冒頭でも言いましたが、宗教関係の話題には本当に疎いです。一応、高校の頃に宗教の授業はありましたが、宗教に関する本を枕にして寝てましたし、授業の記憶は一切ありません。
それなのに親和性が高いと言われるのは心外ですね。そもそも新興宗教がなんなのかもよく分かっていません。
現時点での新興宗教のイメージはこれしかありません。
そうです。尊師です。
「いよいよこれはヴァジラヤーナに入れというシヴァ神の示唆だな」
「今の世の中はマハーヤーナでは救済できないことが分かったのでこれからはヴァジラヤーナでいく」
「若い女性を高い次元に導いてやるために、左道タントライニシエーション(性行為)を最終解脱者の義務として施さなければならない」
「一般人はカルマが強いので子孫を残すべきではない」
等の名言で知られる、あの有名な最終解脱者の尊師です。
余談ですが、かつて伝説の匿名フェミニストと言われた「のび」も尊師的な理論を展開していました。
さて、いくらオウム心理教に詳しくても、YouTubeでオウム心理教の動画を漁っただけの知識で、新興宗教についてはまるで知識がありません。
調べてみましたが、これだけだと分かりづらいですね。
他にも調べたところ、新興宗教の勧誘をカルトと言い、カルトはマルチ商法の勧誘とも親和性が高いみたいです。
今から私がマルチ商法に勧誘されたエピソードトークを書くので、ネット論客的なものと新興宗教の親和性が高いかどうかを判断して下さい。
マルチの勧誘
大学を卒業して就職した年の秋頃、学生時代 全く仲良くなかった顔見知りから突然LINEが来た。
アム太郎「久しぶり!近況聞かせてよ!飲もうよ!」
もともと友達が少なく、大人になっても同じ小学校のメンバーでずっと遊んでるタイプなので、いきなり仲良くもない人間から飲みに誘われるのは初めての経験。
その誘ってきた人とはFacebookでは繋がっていて、ここ最近は大勢でバーベキューをしている投稿をしまくっていた。
(そういえばあいつ、隠キャだったくせに社会人になってからバーベキューを男女グループでしまくってたな。なんか紹介とか美味しい話あるかも)
ゴン「いいよ!飲みに行こう!!」
当時、非モテ街道を爆心中だったので(今も結婚しただけで全くモテててない)淡い期待を抱いて承諾。
数日後...
アム太郎「元気してた!?会えて嬉しいよ!」
ゴン「そちらこそ元気そうだね」
むこうはハイテンションだが、そもそもコイツとあんま話したことないからテンションが分からん。
アム太郎はBEGINのボーカルみたいな帽子をかぶっていて、体型もほとんどBEGINだった。アロハシャツも着てる。
(こいつBEGINに寄せすぎだろ...ツッコミ待ちか?)
さほど仲良くもないので話すこともない。
(こんな元気なやつだっけ?まあいいか...)
当たり障りのない世間話をしながら15分ほど歩き、閑静な住宅街に到着。
アム太郎「ここに隠れ家的バーがあってさ!穴場なんだよ!」
ゴン「へー珍しいね」
到着したのはどう考えても住宅用のマンション。普通にオートロック。部屋番号をいれて呼び出す。
(いや、こんなとこで営業許可出るのか?お忍び用の隠れ家的バーなのか?ここ、割と田舎の駅だぞ?六本木じゃないぞ?)
オートロックが開けられ、ゴリゴリの個人宅に入る。靴のまま入ってもいいらしい。
店(家)の中は、短い廊下を抜けると割と広いワンルームだった。
机が4つほど並んでいて、既に10人はお客さんがいる。
ウェイYOSHIKI「いらっしゃいませ〜!!!!」
青いアフロのカツラを被った、X JAPANのYOSHIKIのパチモンみたいな店員が出迎えてくれた。明らかにウェーイ系である。
まあまあな人口密度で違和感しかなかったが、世間知らずなので(今はこういうのが流行ってるのかな?)くらいで飲み込んだ。
割と店っぽくなってて、カクテル等もそこそこある。
ゴン「とりあえずビールで」
アム太郎「僕はいつものエクスタシーで!」
え?エクスタシーって合法の薬じゃないのか?
アム太郎に聞くと、この店オリジナルのカクテルで、桃のリキュールにオレンジジュースが入ってるらしい。
それ、ファジーネーブルじゃね??
ツッコミどころ満載だが、とりあえず乾杯をして飲む。
聞くと、アム太郎とウェイYOSHIKIは中学の同級生らしい。夏ごろからFacebookで繋がって遊ぶようになったと。
ゴン「じゃあバーベキューも?」
アム太郎「そうそう!こいつの友達グループに入れてもらってさ!めっちゃ楽しいよ!応援でここのバーに来てる!」
そういうことか。謎は全て解けた。
強引に違和感を解消して3杯ほど飲み進める。1時間くらい経った頃、突然アム太郎が立ち上がり声を上げる。
アム太郎「すみませーん!!そろそろ馴染んできたので紹介したいと思います!!僕の大学の友達のゴン君です!!」
ゴン「は?」
他の客が全員こっちを向く。顔は笑ってる。
「いよーーー!!」パチパチパチパチ
(え!?なんだこれ?私は誕生日でもなんでもない。サプライズパーティーなはずがない。そもそもコイツら全員知り合いだったの??)
机が全て一つに合体される。突然全員が自己紹介してくる。
意味が分からない。怖い。さっきまでの客のふりが怖い。
この状況なんだよ。アム太郎を睨みつける。アム太郎はBEGINの帽子を脱いでいて、かなり生え際が後退していた。
え?お前禿げてたの?いや、今はそんなことはどうでもいい。帰りたい。怖い。このハゲ。
ウェイYOSHIKIの仕切りで突然人狼ゲームが開催される。
アム太郎にはムカついたが、愛想もよく悪い人達ではない。ルールを教えて貰って人狼ゲームを楽しんだ。
酒も進み、夜も更けてきた頃、突然美人のエロい感じの小柄な女子が座って話しかけてきた。ゆきぽよを清楚にした感じの女子だった。
ゆきぽよ「ねえ、ゴン君ってさ、夢とかあんの?」
ゴン「いや、もう今年から働き始めましたし、結婚して子供作って定年まで細々と働ければって感じですかね、、、」
可愛くて緊張して喋れない。ジーンズのショートパンツで足が細い。エロい。この遠回しのプロポーズに気付いてくれ。
ゆきぽよ「海外旅行とかすき?ベンツ乗ったことある?」
ゆきぽよはめちゃくちゃ趣味について聞いてくれた。話しやすい。笑顔も可愛い。結婚したい。
いつしか私の夢はゆきぽよと結婚することになっていた。
人狼ゲーム、酒、ゆきぽよ
ここは良質なキャバクラになっていた。アム太郎いいやつだな。さっきは睨んでごめん。
すっかり上機嫌になった頃、ゆきぽよが一番空間で年上っぽい、男性を呼んできた。X JAPANのTOSHIをデカくしたオーラのある人だった。
BIG TOSHI「ゴン君ってさ、夢あんのかな?」
ゆきぽよと結婚したいのが夢だが、当たり障りのない会話をする。
ここのバーの経営者に当たるらしい。そこから、日本にほとんど乗ってる人はいないという車の話。世界中を旅して回ってる話。いろんな話を聞かせてくれた。ロレックスも見せて貰った。
働いてなさそうなのに、なんでこんな金持ちなんだろう?失礼を承知で聞いてみた。
ゴン「どうしてそんなにお金持ちなんですか?どんなお仕事をされてるんですか?」
BIG TOSHI「権利収入って分かるかな?極端にいえば家賃みたいなもんだよ」
そこから、小難しい話を永遠とされた。ここで英会話教室をしたり勉強も頑張ってるという。
ここでアム太郎が戻ってくる。
アム太郎「すごい面白い人たちだろ!!ゴンなら絶対合うと思ってさ!この人から色々良い商品も紹介してもらったんだよ!ゴンも買わない!?環境にいい洗剤なんだけど...」
この時点で完全に気付いた。これは、ねずみ講だ!!逃げないと!!
全てを察した私は男どもの話から逃げて、ゆきぽよと最後の会話を楽しむことにした。
この子とは結婚できない。多分二度と会わないだろう。せめてこの時を楽しもう。
ゆきぽよに話しかけに行っても、さっきとは打って変わって愛想が悪く、トイレに逃げられる。
(そういうことかよ。結婚しようと思ったのに!)
その後、後日アム太郎とウェイYOSHIKIとBIG TOSHIとガストで食事をする約束をさせられて解散。ゆきぽよは来ないらしい。
解散後、3人のラインをブロックして音信不通となりました。
念のため、ゆきぽよだけブロックせずに最後のチャンスを待ったがこちらも音信不通に。また人狼ゲームしたかった...
結論
いかがだったでしょうか?このエピソードから私と新興宗教の親和性の低さが分かりますよね?
完全アウェイの状況で勧誘を回避しました。それ以降、「夢ってある?」と質問してくる人とは全員縁を切ってます。
でも、これだけじゃ根拠にはなりませんよね。
実は、タイムリーにここに素晴らしい記事を発見しました。資料も充実してたので、この記事を参考にしてください。
この記事の内容によると、ネット論客と新興宗教の親和性は高いどころかむしろ相性が悪く、ただのフェミニストからのレッテル貼りだった事が分かります。
最初からこの記事を紹介しとけばよかったですね。
皆さんも、大人になってから仲良くもないのに夢を聞いてくる人間には気をつけて下さいね。
以上
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