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「モーツァルト!」 2014-11-28

2014-11-28
ミュージカル「モーツァルト!」を観てきました。
市村さんの手術後復帰作であり、井上芳雄さんの最後のモーツァルトでありました。
また、コンスタンツェにソニンさん。
ソニンさんは「ペテン師と詐欺師」「スウィーニートッド」で観てますが、高音の伸びがきれいで力強さもある方なのです♪

どちらも激しく歌い上げる事の出来るタイプのヴォルフガングとコンスタンツェで、とても素敵でした♪
お二方ともしっかりとした表声で感情を出せる方で迫力ありました。
井上さんのヴォルフガングは、思いっきり喜んで思いっきり悔しがって子供のように望む、私の中ではまさにぴったりのヴォルフガングです。
ヴォルフガングなんて本来はむかつくキャラでしかないはずなのに、すごく魅力的にみえてしまうものです。
はっ!これがダメ男が魅力的に見えるというカラクリなのでしょうか!?(違う)

今回最後の井上さんモーツァルトなので、次回公演はどなたになるのか気になるところです。

ミュージカルの役者さんには、歌が上手くてほぅっ....となる方ももちろん多いのですが、その中でも、まさに今を生きているように感じさせてくれるように歌われる方がいらっしゃいます。全身で喜怒哀楽、その役の幸せを感じられると本当に素敵だなあと思います。
最近ではそう感じたのは中川晃教さんと井上芳雄さん、ソニンさん、濱田めぐみさんなのです♪
お客として舞台を観ているという感覚を忘れて、浮遊霊のようにその場を観ている感覚に陥るのです。

展開が早くて内容はわかりづらいけど、舞台演出、世界観、曲など、結構上位に組み込む作品なのです。

そして、何故かロビーにミシンがあって、肖像画のような刺繍が…。
面白いなあと思ってパンフレットをみてみたら、コンピュータミシンのお値段75万円でした…

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