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熱波師デビューした私とサウナ

エゾジニアのつっかーです。今年は日によって寒暖差が激しく、道路の凍結ぷりが半端じゃないです。我が家の FF 車(代車)は交差点でツルツル滑り続けてます。明日待望の新車(4WD)が納車予定なので楽しみです。

本記事はサウナ Advent Calendar 2023の 13 日目の記事です。(大遅刻かましましたごめんなさい)

2年前に熱波師検定 B なるものを取得して以来、熱波を送る機会を心待ちにしていたのですが、今年の11月から縁あってスパ施設でロウリュイベントを実施させていただいています。本記事ではその経緯や熱波師視点で見たサウナ施設、今後のイベントについてつらつら語ります。

熱波師とは?

この記事を読んでいる方には説明不要かと思いますが、以下の記事の冒頭を参照ください。

安西先生・・・熱波が・・・したいです

熱波師検定Bを取得して以来、機会を探していました。

昨今のサウナブームで熱波、グローバルにはアウフグース、日本ではロウリュサービスを実施する施設が増えてきました。私の住む札幌では、全国的にも有名な「ニコーリフレ」で毎日1時間ごとに熱波イベントを実施しています。

北の絶対王者 ニコーリフレの とある日の熱波師シフト

熱波師として熱波を送るには、ニコーリフレのようなスパ施設で働くのが王道なのですが、大抵は週3日以上、熱波以外の浴室清掃業務や受付業務も含む、といった条件で、私のように本業の傍らとなるとなかなかタイミングが合いません。

最近はアウフグースが認知されてきて、フリーランスの熱波師に機会提供する施設も増えてきています。それでも実績がないとおいそれと任せていただけません。熱波師の仕事はただタオルで仰ぐだけではなく、ゲストを安全にサウナ室から日常にお帰しすることです(私の心の師匠、井上勝正氏談)。

いくつかの施設にご相談させていただいたのですが、なかなかご縁がなく燻ること約2年、ついに巡り合わせが来ました。

私と息子の心のオアシス「湯処ほのか」

ほのかグループは、札幌や石狩管内、千葉に店舗を展開するスーパー銭湯です。バリを思わせる内装や音楽に癒されます。

https://yudokoro-honoka.jp/kitahiro/

中でも私と息子のお気に入りが札幌とお隣の北広島市の間にある「湯処ほのか」です。

湯処ほのか

お気に入りのポイントは

  • ヨギボーたっぷり、ダラダラ寝転がれる休憩スペース

  • YouTube 見放題のフリーパソコン設置

  • 程よい広さで子供が迷子になりづらい

  • 我が家に隣接するサイクリングロード沿いに自転車で1時間

です。私と息子2人で訪れることが多いのですが、大抵朝から暗くなるまで滞在します。

ほのかのサウナ

こちらのサウナはスタンダードなスタジアム型で、1時間に一度、ししおどしによるオートロウリュが名物です。

熱さは 80〜90 度、湿度も程よく、出入り口が2つあり水風呂と外気浴への導線もナイスです。

サウナストーブは端っこにあるため大きく仰いで部屋中に蒸気を回す必要があるのですが、天井から落ちてくる熱気を背中で浴びる気持ちよさは格別です。

熱波師デビューのきっかけ

ある日、いつものように二人で一風呂浴びた後、息子の大好きなとり天タルタルうどんを食べ、ヨギボーに寝そべって鬼滅の刃を読み、締めのサウナを堪能した後のことです。

アルバイト募集の壁紙を見つけました。

熱波師募集。週一、一時間から可。

なんというミニマムな募集。通常、求職する人にはまったく刺さらない条件。これは完全に私を狙い撃ちにしてます。ましてや月2で通うこの施設。すぐさま受付に行き、息子と一緒に担当の社員さんにお話を聞きに行きました。

ほのかではスタッフさんが業務の一環としてロウリュサービスをしています。私が熱波師として場を求めているお話をしたところ、それならバイトとしてシフトをガチガチに決めてコミットするよりも、私の好きなタイミング(事前連絡不要)で来て熱波してもいいですよ、と言ってもらいました。慣れるまではスタッフさんに同行してオペレーションを指導してもらえることに。素人同然の私にとってはまたとないお話。即決しました。

こうして私は湯処ほのかで熱波師デビューすることとなりました。

熱波の流れ

長くなったので別記事にまとめました。

私の目指す熱波スタイル

年明けから本格的に活動しようと思いますが、いくつかのテーマに沿ったイベントを実施したいと思います。詳細はお楽しみですが、イベント名としては

  • クッキング熱波

  • 月曜から夜更かし

  • クラブほのか

  • サタデーナイトフィーバー

  • みんなのサウナ

  • etc

といった、他にはないサービスを実施したいと思っています。

熱波師というとタオルを華麗に舞い踊らせ、ゲストを魅了するアウフギーサーを思い浮かべる方が多いと思いますが、私の目指す熱波は「考えを手放す」にフォーカスし、ゲストの五感を総合的に刺激するものにしたいと思っています。そのために BGM や映像、香り、味わいなどを工夫したいと思っています。(詳細はそのうち)

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