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2020年11月蔵の街読書会

11月18日に、悟理道さんで読書会を行いました。

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こんな感じで、自分含めて4名の参加でした。


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お茶とお菓子をいただきながら、本を紹介しあう読書会です。悟理道さんといえばコーヒーですが、今回はカスカラフィズという、コーヒー豆のシロップを使った甘いドリンクをいただきました。「火花」の横に映ってる、透明の自家製コーラもおいしいですよ。

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紹介された本は、「滅びの前のシャングリラ」(凪良ゆう)、「火花」(又吉直樹)、「この本を盗む者は」(深緑野分)、「美しい星」(三島由紀夫)でした。写真を撮り忘れているのはご容赦ください(;^_^A

「火花」はオチが意外でとてもおもしろかったそうです。でも笑えるか笑えないかわからないとのこと。読み逃しているベストセラーなので、読みたくなりました。こうやって紹介されない限り、もう手に取ろうとすることもなかったと思うので、逆にありがたいことです。読んでみようと思います。

「この本を盗む者は」は、本嫌いの主人公が、「本の呪い」がかけられた街を舞台に、盗まれた本を追うお話です。(詳しいあらすじはアマ〇ンとか参照のこと)。本をテーマにする本って多いですよね。著者の深緑野分は「戦場のコックたち」や「ベルリンは晴れているか」を書いていて、評価も高いです。著者のことは全くの未読なので、これもまた読んでみたくなりました。

最後に三島由紀夫の「美しい星」。三島って固いイメージがあって、ちょっととっつきにくそうだと思って、一作も読んでいないのですが、この「美しい星」はなんと宇宙人とかUFOが出てくる!いや、正確には自分が宇宙人だと思っている人たちが出てきて、地球を滅ぼすとか、救うとか喧々諤々やるらしい。意外なモチーフを扱っていて、面白そうです。

僕が読んできたのは「滅びの前のシャングリラ」でした。これは参加者のNさんから教えていただいた本です。一か月後に隕石が地球に落ちてくる、最後の時を迎えた世界で、自分の人生とその幸せを見つめなおす物語。みんな死んでしまうのだから、希望はないと、僕は思ってしまうのですが、作中のある人物が願う「もう一つの半分の世界」に普遍性を感じます。でもこれが読めるのは初回限定の小冊子のみ!なんてことだ!

うまくまとめられませんが、今回もお集まりいただき、無事開催することができました。来月も同じく悟理道さんで開催いたします。次回は課題本「銀河鉄道の夜」です。こちらの感想をみんなで話し合いましょう。ご参加お待ちしています。下記リンクよりご確認ください。


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