呼吸について あと有料記事について

まだ時間があるので、続けて書いておきたかったことを書いておきます。もし有料記事を書くならこんな感じ、というサンプルです。


まず初めに。

私が有料記事を書くとすれば、心身の健康に関することになると思いますが、これには「エビデンス」はないとご理解ください。

ここでの「エビデンス」とは「医学的根拠」のことで、しっかりした論文やデータがある情報ということです。日本の医療は基本的にこの「エビデンス」に則ったガイドラインに沿って運営されています。根拠がある治療を規則に従って実施することで、初めて「医療」として認められて「保険」が適用されるというわけです。違法でない限り、保険適用されている医療はルールに従っているということです。いちおう(意味深)

逆に言えば、「エビデンス」はちゃんと調べれば誰にでもアクセスできる情報とも言えます。似非科学や似非医学の情報も多いから、怪しい情報はちゃんとした根拠を調べようね。難しくてわからない時は専門家に聞こうね。私もわかる範囲でお答えします。

要するにエビデンスがある情報はご自身で調べられるので、私が書く必要はないということです。私が書く有料記事となれば、「私にしか書けない記事」である必要があると考えるからです。

ただしその代わり、学術的で信頼に足る根拠はないものとご理解ください。あくまで「私の考え、経験則、感想」であり、信じるも信じないもの貴方次第。私が書く、私の考えだからこその有料記事だということでご容赦を。


さて、前置きが長くなりました。本題に入ろうと思います。

記念すべき初回のテーマは「呼吸」です。

古今東西、健康法としてメジャーなものに呼吸法があります。本やテレビでは腹式呼吸がいいと聞くし、マンガでもジョ◯ョや鬼◯の刃などで必殺技の予備動作として出てきます。ので、なんとなく「呼吸」にはすごい力があるような気がする…!というのは感じたことがある人も多いんじゃないでしょうか。


私が考える「呼吸」のすごいところは、ズバリ「運動神経と自律神経の両方の支配を受けている」コトです。はい、説明します。

神経の詳細はそれだけで2〜3記事書けてしまう(実際過去に書いた)ので今は省略しますが、大雑把に言うと呼吸のすごいところは「意識的」にも「無意識的」にも行えるということです。呼吸は自分の意思である程度止めることもできるし、寝てて意識がなくなっても(基本的には)止まることはないのです。

これの何がそんなにすごいかというと、人体の動作で唯一「意識的に」「無意識の領域に干渉できる」ということです。先程触れた「自律神経」は内臓の動きや生理的な反応(瞳孔や汗、涙、心拍数、血圧等の調整)を司る神経です(自律とはオート調整という意味です)。こういう生理的なことって普通は自分でコントロールできないですよね。でも、できちゃうんです。そう、呼吸ならね!

思い出してみてください。「緊張したら深呼吸」ってやつ、誰でも一度は聞いたりやったりしたことがあると思います。これはジンクスでもなんでもなく、身体の反応を上手に使った理に適った行動なんです。

深呼吸というのは書いて字の如く「深い呼吸」なわけですが、言い換えれば大きく吸って大きく吐く、ゆったりとした呼吸のことです。イメージとしては「休みの日にお昼寝しているお父さんの、お腹が大きく上下に動いているときの呼吸」、つまり腹式呼吸です。これは生理的にリラックスした状態を導く呼吸でもあるわけです。逆に、緊張してカチコチになっているときは、ヒューヒューと浅くて細い呼吸になってることが多いと思います。他にも、全力疾走してる瞬間って息が止まってたりしませんか?実は人間って、追い詰められたときは無呼吸に近くなります。「闘争逃走反応」っていうんですけど、ヤベエ!ってなったときは毛が逆立ったネコみたいにギュッと緊張して、とっさに動けるよう瞬発力重視の生理状態になります。リラックスの真逆ですね。


余談:瞬発力が必要なときは筋肉に蓄えられたグリコーゲンという糖を無酸素で消費してるので、反応が早い代わりにエネルギー変換効率が悪くて息切れしやすく乳酸も出るというデメリットがあります。

普段(リラックス状態)は有酸素下での単糖類を使ったエネルギー効率の良い方法(ATPサイクル)でエネルギーを生み出しています。


なので、上手に呼吸をコントロールすることができれば、自律神経をコントロールすることにつながり、本来なら調整しにくい生理的な反応も自分の意思である程度調整できる可能性があるわけです。これを研究したものが各種呼吸法だと思われます。

例えば禅の修行で無になる、ヨガの修行で宇宙とひとつになる、瞑想をする、コンセントレーションを行う…というのも、よく話を聞いてみれば呼吸を整えることのように思えます。呼吸を整え、心を落ち着かせて、心身の調整を行うこと。これが身につけば、異常はないのに何となく調子が悪いだとか、意味もなくイライラしたり悲しくなったりだとか、寝付きが悪いだとか、そういったことに対策が打てるかもしれませんね。


私の気合いを入れた記事はこんな感じになります。今後、もし興が乗って気合が入ったら、有料記事を書くかもしれません。

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