マスコットのモチーフ被りを恐れてはいけない(奈良クラブについて)
2024年シーズンからマスコットの登場が予定されている奈良クラブ。
それに先んじて、奈良県内の小学生を対象としたマスコットデザイン募集が11月末で行われていました。
12月にサポーターの投票により決定する流れとのこと。
オンラインや郵送だけでなく、スタジアムでも応募受付をしていましたね。
↑奈良県内の…小学生…?
さて、その途中経過を伝える公式リリースがあったのですが
公式チームマスコット募集期間延長のお知らせ【奈良県内小学生対象】 | 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site
そこに添付されていた、これまでに届いた応募用紙の画像を見ると…
なんとなくなんですが…もしかして…
鹿ばっかりですね??
そう、奈良クラブがマスコットを募集し始めた時から、なんなら募集する前からさんざん言われ続けてきたこと。
「どうせ鹿だろう」
「逆に鹿じゃなかったら何があるのか」
やはり奈良クラブのマスコットは鹿になってしまうのか…?
(※奈良県には鹿じゃないキャラクターもいっぱいいますが)
おりしも2023年ホーム最終戦では、奈良の鹿マスコット界を牽引する2大スター、しかまろくん(奈良市観光協会)とシカッチェ(バンビシャス奈良)がスタジアムにやってきていたのです。
この偉大な先輩とモチーフ被りでいいのか?埋もれないか?
という懸念は確かにあるかもしれません。
でも、あえて言いたいのは、モチーフ被りなど気にするなということ。
マスコットというものはそれ以上に個々の個性が重要なのですから。
上記のしかまろくんとシカッチェを見ても、「被ってる」などとは思えません。むしろ「色んな鹿の表現があるんだなあ」と唸らされるばかりです。
Jリーグで言えばしかおとヴィヴィくんも鹿モチーフだったりしますが(ヴィヴィくんはオシドリとのミックス)、このふたりの違いを見てもやはり、キャラクターはモチーフの上に乗っける個性こそが大事なのだと思い知らされます。
Jリーグには他にも犬(千葉、甲府、鹿児島)、ライオン(長野、山口、沼津)などマスコットのモチーフが被っていますが、むしろ仲間がいっぱいいて楽しいんじゃない?という気さえ…
と言いますか、
奈良においては鹿のキャラクターだけ集められるイベントなどもあるので、むしろ鹿じゃないと露出の機会を失ってしまうんじゃないかという危惧さえありますね…(イヤな危惧だな)
これぞ奈良という光景
まあとにかく、審査されるみなさんにおかれましては、モチーフ被りなど気にせず、小学生の自由な感性で生み出されたキャラクターをフラットな目線で選んでいただければ…と願うばかりです。
あとは、生まれたマスコットを全力で愛し育てるのみ、です。
そのデビューの日を楽しみに待ち続けます。
ところで、奈良=鹿みたいに、県のキャラクターイメージがほぼ一択になってるところって他にあるのかな?と思いましたが…
香川がいた(全員うどん)
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