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コロナ終了。

こんにちは、私はインドネシアジャカルタで飲食業を営んでおります。長く苦しめられたコロナ規制が昨年末12月30日をもって全面撤廃されました。
思えば2020年3月から始まった未曾有のコロナ規制。
店内飲食禁止、公共交通機関停止、出社禁止、、、なんだこれ??
死ぬかもしんない。。
経済的な死。
300人の従業員をどう生かすか、自分を含め、家族の生活費は捻出できるのか。
NETFLIX、Youtube、小説など暇を持て余して手を出すものの全く集中できない、映画の主人公が生きるか死ぬかの”フィクション”などどうでも良いのだ。 じっと死を持つのか? 動かなければやばい。
とりあえず毎日誰もいない事務所に毎日行き、PCに向かう。
イラレのチュートリアルなどで自分で広告デザインできる様になってきた。
人に頼らないで出来る事は全部自分でやろうと思った。

何か売れるものはないのか? ”金”になるものは持っていないのか?どうすれば良いのか?毎日毎日頭を捻る。

なぜ俺はサラーリーマンじゃないんだ?
誰も雇ってくれないなら自分で自分を雇うと決めた少年時代を振り返って反省したりしても、もう戻れないw

止まぬ雨はない!
世界中の飲食業の人が同じ様に苦しんで居るはずで、世界中の飲食店が全て無くなる事は絶対に無い!
生き残る人間と破綻する人間の違いは何?? 
コロナだからしょうがないという免罪符は有効期限がいつか訪れる。

まず、自社のホームページをいじり直し、フランチャイズ店募集を大きく謳い、受付担当者を自分の番号にした。

何故なら、華人の大金持ち、土地持ち、ビルのオーナーなどの友人らはパンクはしてない、テナントが潰れたり出て行っちゃって空きスペースを抱えているのが悩み。という程度。
そりゃそーだ。この時期に新規に飲食店を開ける阿呆はいなかろう。

売れるもの見つけた! 

18年の歴史のある「ラーメン38」の”看板” !
コロナ規制が緩和するタイミングに合わせてフランチャイズ店を募集しよう! ノーリスクで小銭が入ってくる仕組みを利用するしか無い。
「一番儲かる仕組みは結局”割り勘”と”折半”って昔誰かが言っていた。

窓口の俺は毎日問い合わせが来るのを待った。
「フランチャイズ興味あるんだけど」
「地域はどちらになりますか?持ちビルですか?」
賃貸料を払わなきゃいけないパートナーとは組まないと決めた。
結果18店舗の出店契約を獲得し、今9店舗目が改装工事中。
苦しかったけど従業員切らないでよかった〜。
古参従業員は、FC店の店長に昇格し、よその店で切られた技術と経験のある従業員がドシドシ入社する。

弊社のモットーは”共に進歩しよう、常に考えよ、人の為に自分ができる事はなんなのか” というシンプルなもの。これに従い、社員が皆生きていければ幸甚である。

続編はまた今度。

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