学び続ける意味2

note に記載しようかと思いましたが、Facebookの方がフォロワーも多いので、此方で投稿します。

これは、本日(5月7日)のクローズアップ現代+の「新型コロナ どうする?“暮らしの危機” ~“長期戦”の中で~」の写真と動画の一部です。
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4412/index.html
見逃した方は、以下のURLから1週間は視聴できます。
https://www.nhk.jp/p/gendai/ts/WV5PLY8R43/

後半の画像と動画は、NHKスペシャル ダビンチ・ミステリー 第2集「“万能の天才”の謎~最新AIが明かす実像~」です。
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2019103759SA000/

2019年11月17日に放送されたものの再放送ですが、私は、もう5回ぐらい観ています。
ちなみに、私が尊敬する偉人をあげてください、と尋ねられたら、アルベルト・アインシュタインとレオナルド・ダ・ヴィンチと答えます。
アインシュタインロマンという番組が大好きで、VHSで録画したテープは、擦り切れて壊れるぐらいでした。。。
https://www2.nhk.or.jp/archives/tv60bin/detail/index.cgi?das_id=D0009010375_00000

さて、本当に様々な危機がある中で、私が一番関心を寄せているのは「教育」「学校」の現場です。
オンライン教育や9月入学など、国会でも議論されていましたし、メディアや有識者の方々が語っています。
でも、今、必要なことは、議論ではなく、「やる」か「やらないか」、だと感じています。
「できる」か「できないか」ではなく、「やる」と決める覚悟です。

ちなみに、私の選択は、「やる」しかありません。

なぜ、「やる」か理由を説明します。

理由は3つです。
1つ目は、レオナルド・ダ・ヴィンチの幼少期の動画にもあるように、貧しい彼は、学校に行くこともなく、家の近くの川で学んでいたのです。
つまり、学校に行くのではなく、自然から学ぶという「探求心を育んだ」のです。

オンラインで学力が大丈夫か、入試や卒業後の就職は大丈夫か、9月入学で欧米に留学しやすくなる、海外から留学生を受け入れをしやすくなる、
など、不安やできない理由、メリットやデメリットを専門家や有識者、教育者も含めて、議論をしています。
しかし、議論している時間はないのです。
子どもたちは、「教育を受ける権利」を持っているのです。
これは、憲法の26条に明記されています!

「日本国憲法(条文抜粋)
第二十六条  すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する。
2  すべて国民は、法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負ふ。義務教育は、これを無償とする。」


もし、仮に、全国の小中高校、大学生が日本政府、もしくは我々大人に対して裁判を起こした場合、確実に負けるのではないかと思っています。
実際に、「ひとしく教育を受ける権利を奪っている」のですから。。。
非常事態宣言であれ、極端な話で戦争であれ、子どもたちは「教育を受ける権利」をもっているのです。

と、話を戻します。

レオナルド・ダ・ヴィンチは、貧しくて小さいころ学ぶ機会は、少ないと言われていますが、本当にそうでしょうか。
彼の幼少の経験の「水」に触れるという体験が、500年前、ガリレオ・ガリレイ、アイザック・ニュートン、チャールズ・ダーウィンが誕生するはるか前に、人類を史上の大天才を生み出しています。
ちなみに、アルバート・アインシュタインは、比較されていないので、その後に誕生した大天才とされています。
ただし、アインシュタインは、ASD(自閉症スペクトラム)の症状を示し、他者とのコミュニケーションに障害を抱え、言葉の発達も遅れていた、とされているので、天才ではなく、「創造性」や「個性」が豊かという表現が正しいのかもしれませんね。
私も、寝ないで何かに没頭できるので、ADHD(注意欠如・多動性障害)かもしれませんね。

また、脱線です。話を戻します。

レオナルド・ダ・ヴィンチは、67歳で死を迎えるまで、学び続けたとのことです。
それは、40代から急激に、「知の爆発」を興して、ずーーーーーーーと学び続けているのです。
実際に、私も40代の今が一番、学び続けて「知の爆発」を興している気がします。
小学校の頃は、病弱とイジメで、学校にも行きたくなかったですし、家は貧乏な時代もあり、今でいうDVのような荒れていた時期もありました。
私の逃げ場は、「美ら海水族館」の以前にあった、小さな「水族館」とイルカショーのイルカ達でした。
母が以前働いていたこともあり、学校からの家に帰りたくないときは、水族館の黒潮水槽の前で宿題をしていたこともあります。
今、考えると、とても贅沢です。

そして、1つ目の結論です。
子どもたちへ、正直に言いましょう。
今は、勉強しなくてもいいです。
あくまでも、超個人的な結論ですが、コロナの影響で、大人たちが決めたことで、子どもたちは教育を受ける権利を奪われています。
なので、自宅待機の時は、自分が好きなことをやったら良いと思います。
マンガでもゲームでも、テレビでも料理でも、工作でも絵を描くでも、音楽でもダンスでも、何でもいいので、我慢することなく、自分自身がやりたいことをやったらよいです。
大人の多くは、勉強をしなさい、宿題をしなさい、と言っていますが、私自身、小学校にやった宿題は覚えていません。
それよりも、水族館の前でぼーーーーーっとしていたこと、イルカと会話もできるはずもないのに、笑ったり真似したりしていることの方が覚えています。
なので、今は、無理して勉強しなくてもいいです。
ちなみに、私の息子たちは、インターナショナルスクールで完全オンラインで授業をしているので、宿題や学校の課題に追われています(苦笑)
息子たち、ごめんなさい。。。。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、宿題をすることなく、自分自身の飽くなき「探求心」で学んでいったのですから。


さて、2つ目の理由です。
既にある、教育コンテンツを活用することです。
オフライン、オンラインに限らず、教科書や先生がつくる教材、インターネット上にあふれる様々な教育教材など、活用しようと思えば、何でもできるのです。
実際に、私も京都芸術大学の現役3年生の学生です。
かれこれ7年、8年?通っています。
4月からは、本格的に卒業に向けて取り組もうと思っていたのですが、それよりも集中して学びたい「COVID-19」があったので、其方を優先していますが。。。
ちなみに、「COVID-19」については、全人類が一斉に学ぶ教材だと考えると、凄いことだと感じています。
地域、言語、文化、宗教、性別、年齢などを全てを超越して、全人類共通で学んでいるのです。

さて、また話が脱線してきたので、戻しつつ、結論から言います。
一番簡単なのは、「NHKの教育番組を使う」ことです。
知らない方が多いかと思いますが、NHKの膨大なコンテンツは、教育目的であれば、無料で使えるということです。
これは、私が大学の講義で良く活用するのですが、NHKの特集などを学生にみてもらい、考えてもらったりします。
著作権侵害や権利を許諾する必要があるのではないか、との話がありますが、心配ご無用です。
だって、NHKのホームページにOKって書いていますから。

教育・研究目的でのNHK番組の利用をお考えの方へ
https://www.nhk.or.jp/nijiriyou/kyouiku.html


さらに、文化庁からもお墨付きがでています。

令和2年度における授業目的公衆送信補償金の無償認可について
2020-04-24 お知らせ
4月24日、令和2年度に限り授業目的公衆送信補償金が無償で認可されましたので、お知らせいたします。 詳細は下記の文化庁ホームページをご参照ください。 令和2年度における授業目的公衆送信補償金の無償認可について
https://sartras.or.jp/archives/20200424/

令和2年度であれば、以下の団体の教育コンテンツも無償で利用できるのです。
-----------------------------------------
一般社団法人授業目的公衆送信補償金等管理協会 SARTRAS
ICTを活用した教育の未来と、ICTを活用した教育で用いられる著作物の著作権者、著作隣接権者を支える団体です。
「授業目的公衆送信補償金制度」が4月28日にスタートしました
https://sartras.or.jp/

抜粋
「SARTRASは、このたびの新型コロナウイルスの感染拡大という未曾有の事態を受け、質の高い教育環境を確保するための遠隔授業等において、著作物が教材として円滑に利用できるよう、令和2年度に限り暫定的にこの補償金を「無償」として文化庁長官に認可申請し、4月24日に認可されたとの通知を受けました。
この制度によって令和2年度に著作物を無償でご利用いただけるようにはなりますが、自由に利用できるようになるわけではありません。利用は「必要と認められる限度」と規定されています。著作権者や著作隣接権者の利益を不当に害することとなる利用はもちろんできません。この制度に基づく著作物の利用方法に関する詳細につきましてはこちら をご覧ください。 また、補償金制度を利用される教育機関の設置者(教育委員会、学校法人等)には届け出をお願いしています。届け出は こちら から出来ますので、よろしくお願い申し上げます。」

ということなので、ぜひ、教育機関の設置者(教育委員会、学校法人など)の皆さんは届け出をして、ご活用をされてください。
教育機関設置者による教育機関名の届け出について
本制度を利用される教育機関の設置者(教育委員会、学校法人など)には、当協会への教育機関名の届け出をお願いしております。お手数をおかけしますが、下記を参照の上、SARTRASまで教育機関名を届け出ください。
なお、届け出される前でも、4月28日以降は本制度を利用することができます。
https://sartras.or.jp/todokede/


さて、いよいよ3つ目の理由です。

3つ目は、シンプルです。
地域で人材を育てるのです。
え、そんなもの昔から、言っているでしょ。と思ったかと思います。
でも、シンプルが一番です。
別に極論で学校にいかなくても、地域で人材を育てることができれば、子どもたちは気づきを得て成長します。
地域というのは、広い意味でのコミュニティもありますが、私は家族も学校も地域として含んでいると考えます。

なぜか、動画がアップできないのですが、あ、できています。
クローズアップ現代の図にある「学校と家庭」の関係図ですが、あれは個人的には違和感があります。
「現在は学校の中に家庭がある?」、「本来は学校=家庭??」 本当でしょうか。
その関係性ではないと思います。

家庭で教えることに困っているのであれば、理由1のように勉強しなくて、会話を楽しむ、一緒にゲームをする、歌を歌う、料理をする、何でもいいので、楽しいことをしたら良いのです。
だって、例えば、家族みんなで料理をつくったりとかは、日常ではあまりないのではないでしょうか。
我が家は、自宅自粛の際には、分担制で家事を行っていましたし、私が簡単な夕食を作ったり、みんなでお好み焼きを焼いたりするだけで、愛する妻は「みんなで作った料理は美味しいね」と笑顔になります。
一緒に暮らしていないけど、おじいちゃんおばあちゃんに元気って電話するだけでもいいですし、おじいちゃんから昔話を聞くだけでも、歴史の勉強になります。
沖縄では、6月の「慰霊の日」を前に、平和学習ということで、祖父祖母から戦争体験を聞いてくること、などの宿題があったりします。
実際に、私の小学校の頃は、毎年、その宿題があり、その度に、おじい、おばあは、戦争は思い出したくないよ、と言いながら、泣きながらも話してくれました。
それは、本当の意味での教育だったと思います。
歴史教育に限らず、うちなーぐち(しまくとぅば)などの方言を勉強するでも良いですし、三味線でも何でも良いと思います。

そういえば、自宅自粛の間に、また空手を始めました。
基本の突きや蹴り、型を行っています。
私は、劉衛流という空手・古武道の流派です。
オリンピック金メダル候補の喜友名諒選手と、その師匠の佐久本嗣男先生と同じ流派です。
息子たちは、伝統空手の「少林流聖武館」です。
お互いに違う流派で、型も違うので、互いに教えあったりしています。
現役の息子たちの方が、私よりも数倍切れも良く、厳しい指導を受けています(笑)
なので、家の中での空手については、誰が先生や生徒ではなく、お互いに教えあっているのです。

それを、家族や親戚だけでなく、近所や地域に広げていけば、学べること、学べる場所、学べる時間はたくさんあります。
私が住んでいる沖縄市であれば、Lagoonというテクノロジーで学べる環境もありますし、商店街でもまちゼミ、というものを行っています。

自宅待機や外出自粛など、大変な時期ですが、学ぶということをあきらめてはいけないのです。
テレビでも、インターネットでも、本でも、人との会話でも、家の庭でも、ベランダから見える空でも、なんでも学べる環境はあるのです。

学校や家庭だけなく、全ての地域で学び続けることが大事だと感じています。

かれこれ、2時間ぐらい、書き続けているので、そろそろ終わりにしたいと思います。

最後まで、読んでいただいた皆さんが、私の投稿で少しでも学んでいただけたのなら、本当に嬉しいです。

最後の最後に、私が講義の際に、最初に伝えるメッセージを残したいと思います。
「私の名前はダイヤで、子どもがモンドで、2人あわせてダイヤモンドです。」ではありません(笑)

5つのKYOです。
「供給」「共有」「共感」「共鳴」 そして「今日」です。
「供給」は、私が持っている想い、考え、情熱などを、伝えていき、
「共有」は、その想いなどを、シェアしていき、
「共感」は、その想いに、少しでも感じる何かがあったのなら、
「共鳴」は、それぞれで小さな行動を興してほしい、
そしてそれらは、「今日」から、始まるのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?