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93.成功の妨げになるマルチタスク

こんにちは、笑輝です。

今日は成功するために必要な『集中の仕方』について紹介します。

皆さんは物事に取り組む時、どのように取り組んでいますか?
「マルチタスク」をしてないでしょうか?

一見効率のいいように見える「マルチタスク」ですが、
もしかすると、あなたの作業効率を下げてるかもしれませんよ。

実業家の堀江貴文さんは、

成功者は、たくさんの仕事を同時並行でこなしているように見えるけど、実は一つひとつの仕事を猛烈なスピードで片付けていっているだけ。

と述べています。

私達も一つひとつの物事に猛烈に集中し、効率よく仕事を終わらせられるようになりませんか?

マルチタスクなんて存在しない

さっそく衝撃のタイトルが出ました。

そうなんです。
私たちの脳は、一つのこと以外に集中することはできないのです。

「えっ、わたしマルチタスクしてるけど…」

こんな声が聞こえてきそうですが、それは勘違いです。
では、私たちの脳はどのような構造になっているのでしょうか?

マルチタスクをしているひとは、2つの物事に同時に意識を向けているのではなく、瞬時にそれぞれの物事に対して集中しているのです。

例えば、携帯を見ながら人の話を聞く場面を想像してみてください。

この状態では、
「携帯の画面」と「人の話を聞く」という二つの動作が必要です。
マルチタスクをするとどうなるのかというと、
携帯➡人の話➡携帯➡人の話・・・
という順番に集中を切り替えているのです。

一つのことに集中する方が効率がいい

上記で、マルチタスクは一つ一つの物事に順番に集中し直していることが分かっていただけたと思います。

ここで重要になってくるのが効率がいいのは、どっちかということです。
マルチタスクの方が効率がいいのであれば、辞める理由がありませんよね。

ただ、ここまで読んでくださった方なら分かると思いますが、断然、一つのことに集中する、シングルタスクの方が効率がいいです。

この理由としては、
人が一つのことに集中して取り組むことでと『フロー状態』になれることが挙げられます。

フロー状態とは、一つのことに集中しているときに人が入り込む精神状態のことで、フロー状態になると、「高い集中力」だけでなく、「高いパフォーマンス」や「心地よい充実感」を味わうことができると言われています。

そして、実際にマルチタスクをしている人は、シングルタスクの人よりも集中力がなく、生産性が低いことが研究で分かっています。

そのため、時間がないから1度に多くのことをやるべきというのは間違いで、忙しいからこそ一つ一つの物事に集中しなければならないのです。

シングルタスクを行うときのテクニック

最後にシングルタスクを行うためのテクニックをいくつか紹介します

①環境整える
②常にメモ帳を持っておく
③面倒な作業は午前中に終わらせる

順番に解説します。

まず「環境整える」ということについて、
知っている人も多いかもしれませんが、物がたくさんある環境では、人は集中できません。
また、携帯が近くにある環境で集中することも難しいです。

そのため、デスク周りを整理整頓し、綺麗な状態にすると同時に、携帯を気の散らない場所に置いておくことが重要になります。

次に、「メモ帳を持ち運ぶ」ことについて、
私たちは作業をしている時、どうしても色んな事が頭をよぎります。
気にする必要がないものは、そのまま放っておけばいいのですが、気になりだしたら止まらないものってありませんか?

例えば、勉強中に宝くじの当選日が今日だと気がつきました。
「当選したかもしれない!」と気になりだして勉強が手につかなくなる場合もあるでしょう。

そこで活躍するのが『メモ帳』です。

勉強中に気になったことは全てメモ帳にメモし、勉強が終わった後確認するようにします。これをすることで、忘れるという不安が薄れ勉強に集中できるようになるのです。

最後に、『難しいタスクは朝一に終わらせる』ということについて、
これも知っている方が多いかもしれませんが、朝の時間は一日の中で最も集中できる時間です。そのため、難しいタスクはこの時間で取り組むことがオススメです。

また、私達は面倒な作業が残っていると思うだけでストレスとなり、集中力が下がることが分かっています。

午前中に難しい作業を終わらせることで、午後の効率も上がるんですね。

まとめ

今日は、成功するために必要な『集中の仕方』ということで、
マルチタスクを辞め、シングルタスクに切り替えることをオススメしてきました。

もしみなさんが、
忙しすぎて同時並行で色んな仕事に取り組んでいるのであれば、勇気をもって一つずつ終わらせるようにしてみてはいかがでしょうか?

私も、気を付けたいなと思います。

今日も読んでいただきありがとうございます。


参考
SINGLE TASK 一点集中術――「シングルタスクの原則」ですべての成果が最大になる

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