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第二次大戦に関わる読書歴

私の小学校4年生の時の作文のタイトルは「人間」というもので、要するに原爆を落とした側も落とされた側も人間だったら、人間とはいかなる存在かということを子供なりに書いたものでした。あれから気がつけば戦争、原爆に関する本をたくさん読んでいます。参考になればと下に羅列しておきます。

1、海軍400時間の証言
戦後に海軍の幹部が集まり、戦時のことを語り合った会合があり、なんとその会合の音声データが残っていました。それがNHKの方の手にわたり、丁寧に取材を重ね、書籍の形になったものです。
とにかく面白いのですが、海軍と陸軍の予算争いが開戦につながっている部分や、特攻について語られている部分が大変興味深いです。

2、言論統制
小ヒムラー(ヒムラーはドイツで言論統制を行ったナチス高官)と言われた鈴木少佐がどのような生い立ちで、情報管理の役割についたかをつぶさに調査しています。
真面目であったこと、苦学生であったこと、教育熱心であったことなど、知られざる側面から「メディアは教育の一環である」と理解していく部分が大変興味深いです。
また、体罰などを憎み、合理的な軍隊であるべきだと考えていた点も面白かったです。データもたくさん出てくるので、戦中の言論統制のイメージが一変すること請け合いです。

失敗の本質

戦略的思考とは何か

ある朝、目覚めると、戦争が始まっていました

北一輝日本改造法案大綱 (中公文庫)

文明の衝突

石油の世紀

戦前日本のポピュリズム

エルサレムのアイヒマン

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