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基本理念

M.V.P.の基本理念として、当時、M.V.P.事務局が主催したイベント「M.V.P.ツアー」等においてプリントが配布されました。
そのプリントの全文を紹介いたします。

1995年
ボビーが俺達に勝つ事の楽しさを教えてくれた年
その年MVPのスタイルが発祥
Marines Victory Productions
その言葉の通りマリーンズの勝利の為に闘おうとこの活動を開始した
万年Bクラスだったチームを俺達の手で勝てるチームにしようと立ち上がった
勝つ為には「マリーンズの選手にプラスになる力」「相手チームに対してはマイナスになる力」が必要
これらを作り出す為、いわゆる勝つ為に俺達は何ができるかを考えた
それは声を出す事、その声を伝える事、それと選手の視覚に入るスタンドの絵、雰囲気だった
その当時日本のプロ野球では常識となっていたメガホンをたたいての応援、、、これを止めた
マリーンズファンのみんなには大反対された
毎日毎日スタンドを歩きまわり理由を説明した
自分が出してる声を自分がたたいているメガホンの音で消すのは有効ではない」ということを
この現在のマリーンズの応援の基礎になる声中心のスタイルが定着するまで2、3年もかかった
それだけメガホン応援の文化は根強いものだった
次のステップはこの声を出す人数を増やすことだった
1997年にマリーンズナイトをスタート
これはスポーツバーでアウェイのゲームをみんなで見ようといういわゆるパブリックビューイング
地上波では見られないマリーンズの試合をスポーツバーでみんなで見よう!
マリン以外の試合も見てシーズン通して常にマリーンズな生活にしよう!
スタジアムではできないファン同士の繋がりを作ろう!
俺達が目指していることを伝えていこう!
というのが目的
みんなの協力もあって今年は11年目、開催は43回を数えた
1998年からはMVPツアーをスタート
目的はマリーンズナイトと同じ、それにプラス
いつも以上に1人1人の力が必要ということや責任、みんなで力を合わせることを学ぶことができるのがツアー
野球以外でのツアー行程でもみんな一緒にいろんなことを体験することによってファン同士の繋がりもできる

『スタジアムへ仲間や家族と行っていた人が一緒に行く相手がいなくて行くのを諦めたことはないですか?』

「スタジアムへ行けば誰か仲間がいる」ようなファン同士の繋がりを作りたかった
そんな環境があればもっとたくさんの人がスタジアムへ足を運ぶと考えた
スタジアムへ行く人の数が増えれば声の数が増える、それが勝つ為の力になると考えた
とにかく勝つ為にできることは何でもやるという考え方がMVPである
世間でたまに言われるマナーがいい、12球団1の応援、相手チームにも好感がもたれる応援
そのようなもの、そのように言われることは全く必要ない、全く勝利に関係ない
最終的に試合やペナントレースを勝ち取ればいいだけである
勝利至上主義なのだ
そんなリアルに闘うファンがいてもいいだろうと考えた

背番号26とMARINES IS MY LIFE

2005年の優勝を機会にメディアで取り上げられたり、球団もグッズ展開も行い有名になったが
この背番号26は俺達MVPが誰に与えられたものでもなく勝手に着け始めたものである

俺達は勝利の為に闘っているので背番号を着けるのは当然だと考えた結果の表れだ
別にファッションでもパフォーマンスでもマスコミ向けでも何物でもない
闘う気持ち、ファイティングスピリットなのである
その証が背番号26なのである
これを読んだら今までのロッテ球団の26番の使い方が間違っていることがわかると思う
背番号を着ける以上、勝利の為に自分が出来ることを行う責任が発生する
しかも背番号を着けるプレイヤーがグラウンド上にいないとなると尚更だ
それが背番号26であると考える
そんなファイティングスピリットを持った背番号26の奴等は当然MARINES IS MY LIFEなわけで
グラウンドにいるプレーヤーももちろんMARINES IS MY LIFEなわけで
グラウンドとスタンドが同じ気持ち、同じ環境で「ひとつになって闘っているんだぜ」という証なのだ

俺達MVPがこのように背番号26に対する気持ち、コンセプトというものを持っているのに
その部分を伝えるという一番大事なことを省いて安売りしてしまった球団に大きな責任があるが
それを野放しにしてしまった俺達にも責任がある
これは俺達だけでなく球団も反省し2006年シーズン終了後オフから改善に取り組んでいる

2005年の優勝によって言い方は悪いがファンの数だけは増えた
もちろんこの背番号26のユニフォームを着たファンもたくさん現れた
しかし、2006年の惨敗に悔しさを表現できない、もしかしたら悔しくないのか?という姿が多く見られた
試合中から試合を見ず次の試合の列を作るなんかはもってのほかだ!非常に異常な光景だ!
「マリーンズの試合と自分の席どちらが大切なんだ?」と当たり前に疑問視できるファンになって欲しい
今のマリン(←マリスタじゃないぜ)には外野席だけでなく内野にも応援席がある
そのスタンドに入ることができれば場所はどこでも試合に参加し応援することができるはずだ!
みんなも球場に通い始めた頃、原点・初心に戻って欲しい

2007年からMVPはスタンドの端から端までが野球に集中できる環境づくりをみんなで力を合わせて行う
みんなが試合に集中し、応援に集中し、闘う気持ちになって挑めば必ず良い雰囲気になるはずだ!
千葉マリンスタジアムは宴会場でも劇場でもない、2チームが1つの勝利の為にガチでぶつかる戦場である
25人の選手達がここでは負けられないと思い必死でプレーするような雰囲気あるホームをみんなで作ろう!

MVPツアーはマリーンズの勝利の為に闘っているMARINES IS MY LIFEなイカした奴等が集まるツアー
そしてそのイカした奴等同士の繋がりはより強く、大きくなる場なのだ
同じ目的を持ったイカした奴等が集まるから楽しいに決まっている、熱いに決まっている
輪が広がれば広がるほど楽しくなるはず、熱くなるはず
滅多にないこのような機会、みんなには有効に使って欲しい

Baseball is my life. MARINES IS MY LIFE.
Marines club of the underground
Marines Victory Productions