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兼業してみることに決めたよ

決めましたっ

派遣で会社員しながら、映像翻訳をする兼業になろうと思います。

今フリーランスを選ばなかった理由

やっぱり翻訳1本でこれからずっとやっていくための資金や、翻訳以外のことに関する知識など準備不足が否めなかった。

今月はどんどん受注してしまったけれど、ずっと続くか分からないし、賭けに出るような気持ちだった。コロナもあり、適応障害にもなった。今はドキドキしながら冒険するよりも、保険がほしかった。

正社員を選択しなかった理由

まあ、すんなりなれるものなら、なりたかったのが正直な気持ち。

正社員の転職活動は始めて1ヵ月。書類を出したのは50社くらい、面接行ったのは1社だけ。絶望はしていないけど、本当に目指すならまだ長くかかりそう。

通勤時間短め・残業少なめ・副業可・在宅勤務実施中などの職務内容以外のところも捨てがたい割に、正社員になるなら職務内容も妥協できなかった。

定年退職まで区切りのない社員になるなら、そこでコミットすべく頑張りたいと肩肘張ってしまうのが私の性格。翻訳との2本柱は、今の私には現実的じゃないと結論づけた。

それに、もう1つ大きな理由は、妊活。来年か再来年には子供が欲しいと思っているタイミングなので、時間をかけて正社員になった先には、せめて1年間はしっかり仕事をしてから産休に…と考えて子供を先延ばしする自分が見えるから。

派遣社員を選択した理由

今回、派遣で採用になった会社のほうは、通勤時間短め・残業ほぼなし・副業可・現在はほぼフルリモートで、業界の知識はゼロだけど英語ができればOKの事務。時給も当初聞いていたのより高くて、賞与がないのは正社員と違うけど、今の家計ならやっていける稼ぎになる。

派遣会社の人も慣れてるようで、子供のタイミングを悩むことをチラと話したら、色々と教えてくれたし、気持ちを軽くしてくれることも言ってくれて、安心もした。

派遣期間が終わると、その会社で正社員になる人も多いらしい。子供ができたら途中で辞めるだろうし、願わくば翻訳業が軌道に乗れば、経験だけ積ませてもらって辞めることになるだろう。でも、その可能性が少しあるのも、妄想だけするならタダだから、いいなと思った。

前の職場の同僚のYちゃんは、前職で休職してそのまま退職し、リハビリと思って派遣社員として働き出した、と話してくれた。近い人を亡くしてしんどくなって前職を辞めて働けなくなってしまったSちゃんも、リハビリという言葉を使ってた。2人とも、すごく仕事ができる女だ。

経験者の話ってすごい。マネする必要はなくても、その人達の姿が頭の中にイメージとしてあるだけで、前に進みやすくなる。

契約の更新が数ヵ月ごとなのは、安定の反対だけれど。思えばこの、とりあえずやってみるか。の感覚は、ワーホリ先で就活したのと似てる。とりあえずやってみたら、色々できるようになったし、楽しかった。



こうして来週から、会社員(派遣)と映像翻訳の二足のわらじを履く兼業翻訳者になるのです。

副業とか複業とか呼び方は色々ありますが、兼業農家の娘の私には、兼業がしっくりくるのです。

でも絶対に、心と体を大切にするんだ。これだけは、自分と約束すること。




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