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転職と翻訳のこのごろ

転職エージェントを通しての転職活動を初めて3週間ほどになろうとしている。

「翻訳と両立できたらええなあ。残業は少なめで。通勤時間もできるだけ短めで。年収は前職を上回ればいいな」と鼻をほじりながら阿呆な顔して「応募する」ボタンをポチポチ押してきた。


書類選考という名の静かなる戦争

50社くらい出して、ほとんどが書類選考でお見送り。

人事・総務・部署アシスタント系の事務など節操なく出しているけれど、お見送り企業リストを見ていると、やっぱり第二新卒でもなく、すでに3社を経験していて、職種すら絞ることなくやってきたアラサー女性は、未経験職種への転職は難しいんだろうなあと実感する。

もしここで、どうしても私は人事をやりたいんだ!という決意・熱意と計画性があれば、それにフォーカスした職務経歴書の作り方もあるだろうし、少し勤務地が希望と違っても頑張ってみようと思ったりするかもしれない。

しかし、そういうのが、無いのだ…。これが私の転職活動における弱みかもしれない。

3年前に転職活動をした時は、総務で2社内定をもらってた。社風がしっくりこなかったのと、結局入社した前の会社のほうが、これまでのスキルと経験を活かせるという納得感があったので、前職の海外関連部署のコーディネーター職についた。

待ってました一次面接

さて、そんな過酷な書類選考戦争をくぐりぬけ、今日やっと一次面接があった。実は一次以前の、電話での人事担当者からの職務内容説明と面談的なものだったらしいけど。

ド緊張しながらだったけど、さすが外資系企業の若手人事の人(声の感じ)、ざっくばらんに緊張をほぐしながらお話してくれた。

あまり職種経験者が世の中にたくさんいるような仕事内容ではないので、未経験でもOKな仕事。英語も読み書きで必要になるし、実は新卒で入った会社と似た業界。

20社近くが「選考中」の欄からどんどん消えていき、数少ないながら残ったうちの1社だったこの会社の求人情報を眺めると、私が残ってる意味も客観的に納得感があった。「何でこの求人選んだの?」ということを、私の職務経歴書と並べて見て第三者でも何となくイメージつくところが、自然と残るものなのかな。

そんな風になすがままに流されていいのかよって話もあるんだけども。

それに、面接で担当者としっかり話せたとて、会社と合うかどうかの判断はどうなるかは分からない。だから期待せずにおこう。

翻訳フィーバー

勢いよく書類を出して応募していたけれど、追加応募はしないでいる。

というのも、喜ばしいことながら、字幕翻訳の仕事をどんどんもらっているからだ。タスク管理や自分のキャパの把握が急務で、とりあえず全てにYESとは言わないように気をつけている。

やはり配信の時代。素材が揃っている昔のドラマを一気に数名の翻訳者に振り分けて、一挙配信することが多いので、新人だろうがなんだろうが、字幕翻訳の仕様が分かっている人が常に必要らしい。

今のところもらっているのはほぼアメリカ系の作品。ジャンルはアニメ、刑事もの、医療もの、シットコムと様々。

納期を整理すると、11月あたままでは常に作品を持っているような状況。

果たして月にどのくらいやれば生活できるのか、もし会社勤めもするならどのくらいの時間が確保できるのか。

7日前は、今の仕事の波をくれている2社ともトライアルを受ける段階で、鼻歌うたいながらPCをぺけぺけいじってるだけだったんだけど

人生、何があるか分からない。

とりあえず絶対に納期を守るよう、1つ1つの字幕を作りながらがんばってる。

タスク管理とか効率とか、かっこいいこと言うのはもう少し後。もしくは、管理して効率的にやらないと首が回らなくなるとなれば、走りながら何か考えるでしょう。


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