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決断はまた明日

未だ100%の決断をしきれず、派遣会社には明日まで待っての連絡をした。

あちらから「どうなってますか」の連絡が来る前に、先回りして電話したのは、私エラいぞ。

決め方っていうのは

実は自分の中で1つ賭けをしていて、もしこっちに転がったらフリーランスになろう、こっちだったら派遣の会社員と兼業しよう、と思っていた。昨日その賭けをして、兼業の答えが出た。

だけど、待てよと立ち止まったのは。それじゃ全然決断できてないぞ、と思ったから。

どちらになってもいいと思えているから、あとは天に運を任せて。
人事を尽くして天命を待つ。そういうのもアリだ。

でも今回の賭けは、自分の中で何だか、うまく決断のストレスから逃げようとしているように感じた。実際、答えが出てもいまいちしっくり来なかったし。

じゃあすぐ独立したいのか

「兼業」の目が出たのに違和感があるということは、本当はフリーランスでやりたいんじゃないの?と思うかもしれない。

私も、そうなのかな、と思って、そう決断した場合の次の動きを想像してみた。すると、フリーランスや独立や開業に関しては圧倒的に勉強不足で、このままだと成り行きでしかなくって、結局アワアワして不安になるだけの未来が見えた。

あれ?私、どっちもやりたいの?どっちもやりたくないの?

結局、すぐに映像翻訳1本でやっていく覚悟が決まっていなかった。
絶対にこの道でやっていくという覚悟を決めて背水の陣をキメられたらカッコイイのは分かっていつつも、それは自分に合っていないのも分かった。

働き方の価値観

夫は仕事以外の時間を充実させることに強いこだわりを持っている人だ。だから私が兼業する選択肢は、そう決めたら応援してくれるけど、彼自身が同感できるものではないのもお互い分かっている。

けれど、やっぱり実家が兼業農家で、冬は出稼ぎしてた祖父母や、子供が就職したら会社を立ち上げて技師と農家を掛け持ちしている父、家庭の切り盛りから父の会社の手伝いと農業とを休みなくやっている母、そういう姿を身近に見てここまで育ってきたので。

働き者であることが美徳、という価値観が私の中にあるんだと思う。

今日久しぶりに両親と1時間話して、そうだ、この価値観はしっくりくるなあと思った。

親以上の世代よりもたくさん遊びたい、休みには出かけたいし、欲しいものもやりたいこともたくさんある。だから両親のようにはなれないと思うけど。

できるところまでまたやってみようかな。せめて子供ができるまで。

長く勤められる会社に、長く勤められる雇用形態で所属することとか、10年後の自分がたくさん選択肢を持っているためにどうすればいいかとか、そういう対岸なみに遠い先のことばかり考えて色々な決断をしてきたけれど。

行けるところまで。次のステップまで。そういうやり方をとってもいいのかもしれないな。がんばりたい気持ちと、健康な身体があるうちは。



決断は明日の朝。

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