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暗殺の森のドレス(2)後編

このキャサリン妃の装いは、0.ヘプバーンの「マイフェアレディ」のドレスデザインを思い出させます。

シャーロット王女は衿元セーラーデザイン、セーラーというのは子どもであることの表現です。指し示す意味は初々しさ、純粋さ、無知などでしょうか。

最初は衿元セーラーデザインでイノセントに登場したヒロインでしたが、

白い花のブーケを持って(思うに)新婚旅行のパリ行きの列車の中で、
婚約者に自分の過去を打ち明け始めます。

結婚前に違う男性と関係を結んでいたことを告白します。

結婚の立会人なのに花嫁の少女時代に関係を結んでいた叔父さんとは

第一次世界大戦時でのことでしょうか。思い浮かぶのは日英同盟です。


>1902年1月30日、ロシア帝国の極東進出政策への対抗を目的として、駐英日本公使・林董とイギリス外相・第5代ランズダウン侯爵ヘンリー・ペティ=フィッツモーリスの間で、ランズダウン侯爵邸オーバルルームにおいて調印された。(Wikipediaより)

今日は2024年6/23。
日英同盟は1923年に失効しましたが、その百年後、つまり昨年ですが
2023年の1月に、ひっそりと新日英同盟として復活をしていました。

英首相官邸は
>「日英同盟を締結した1902年以来、最も重要な日英間の防衛協定」と発表した。事実上の日英同盟復活と言われている。

ですが日本国民、たぶん英国民にもあまり知られていないし、

>協定の目的について、英国軍の日本領土駐在を認めていることから、インド太平洋での日英両軍の大規模な展開だとしている。
とはいうものの、

日英円滑化協定という名称の通り、
>「一緒に戦争する攻守同盟が復活するわけではない。相手を縛らない緩やかな協力だ」
大人しい同盟ではあるようです。

>英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)の秋元千明日本特別代表は、ロシアや中国の覇権主義的な動きと米国の存在感の低下に触れながら

「米国だけで中露両国に対応できなくなった。

補完役を果たすのが日英。米国を加えた三国同盟が目指されている」と語る。
(引用(>箇所)はWikipediaより)

相手を縛らない緩やかな協力、結婚ではなく恋愛という感じなのでしょうか

((3)に続く。)


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