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アメリカ留学@イリノイ/ディスカッションができない

以前、大学生の頃にアメリカのイリノイ州に留学した経験を、英語記事にしていました。公開当初、有料記事にしていましたが、編集した上で、無料記事に変更しました。

興味ありましたら、読んでいただけると嬉しいです。私なりに、noteの目的がはっきりしてきたため、今後の有料記事のあり方も含めて、どう公開していくか、考えていきたいと思います。

英語記事は、以下です。

日本語でも、内容をまとめたいと思います。


小学生の頃のアメリカ生活(約4年)

父の仕事の転勤で、アメリカのノースカロライナ州に7歳から約4年住んでいました。その頃に、英語の基礎ができました。帰国する頃には、子供なりに、英会話ができていました。少なくとも、会話に困らないレベル。最低限、自分の意思を伝えることはできていました。でも、子供レベルです。

英語ネイティブの大人と英語で会話するには、聞き取ることも大変なこともあるし、難しい言葉で言われたら、さっぱりわからない。また、ネイティブの小学生程度の語彙力があったかというと、そんなことはありません。ネイティブの英語力からは程遠い。そんな英語力で、中学生、高校生で、日本の英語教育を受けてきました。

4年間のアメリカ生活についても、また別記事で、書いていきたいと思います。内容によっては、有料にさせていただくかと思います。

大学生でアメリカに交換留学(10ヶ月)

大学は、英文科卒です。大学のアメリカの交換留学先がイリノイ州でした。子供の頃に経験した生活の影響で、英語にはずっと興味があり、大学でも学びたいと思いました。在学中に留学するかどうかは、自分の意志で決めて、初めて両親にも、ちゃんと自分の想いを伝えた気がします。

両親は、快く応援してくれて、行ってこいって、励ましてくれました。金銭面でも負担をかけたと思います。感謝しています。

成長した自分がどこまでできるか、挑戦したかったのです。それだけでなく、子供の頃は、何もわからないまま、ただ流されるまま、英語の生活に突然、切り替わりました。その経験で得たものもあります。でも、アメリカの事情、世界事情など何も知らないままでした。大学生になってからも、知っていること、学んできたことは限られます。それでも、少しは成長したかなと感じて、留学することで体験できることも変わってくるんじゃないかと思ったのです。

授業でディスカッション

留学先の大学の授業は、想像以上に、大変でした。当時、TOEFL の点数も、留学費用に当てる一時金免除の為、必要点数以上を取りました。そのおかげで、受講するESLクラスも、少ない時間で済み、現地の学生に混じって、通常の授業を受けることができました。

いくつか授業を受けたのですが、今回は、そのうちの一つについてのお話です。

東アジア女性学の授業を受けました。ESL以外の授業は、自分で決まった時間数を選択できました。日本のことをどんな風に教えられているのか興味があり、選びました。

少しは身近に知っているから英語も聞きやすいかもと予想してたのですが、撃沈。
世界史で習ったはずのアジアのこと、中国の歴史、知っていたつもりが、つもりになってただけ。ほんとに何もわかってなかったよ、私。女性学なので、女性視点の歴史でもあるから、見方も違うのは当然。それにしても、知らないことだらけ。

さらに大変だったのがディスカッション。毎回、先生の講義の最後15分くらい、皆で意見交換し、先生にも質問タイム。他の生徒の英語も聞き取るの大変だし、講義の内容も怪しいのに、どうやって自分の意見が言える?しかも英語で。

講義後、寮に帰ってからも、内容を復習しようにも、他の授業でも、事前準備必須。日本の講義でもこんな量読んだことないよってくらいのページ数を必死に読みました。当然、読み終えることなく、また授業へ向かう。

東アジア女性学の授業で、日本のことを扱うときもありました。この時だけでも、何か一言でもいいから、言おう。これだけ決めて、毎回必死。でも、そのおかげで、言えたのです。話し出したら、皆きちんと聞いてくれる。たどたどしい話し方でも、聞いてくれるのが有難い。でも、何も話さなかったら、意見がないと思われ、さっさと次の人へ進むのです。

ほんとに今でも、必死だったなぁと記憶がよみがえります。この授業で出会った生徒が、私が意見を言った日の授業後に、声をかけてくれました。あなたの意見聞きたかったのよって。それがきっかけで、今でもFacebookで繋がっています。勇気を出して、意見を言えてよかったと思えた経験でした。

言語は、会話の手段ですが、会話を成立させることすら、難しい状況でした。そんな中で得た経験は、かけがえのないもので、今の私の言葉に対する考え方にも、繋がっています。

短くまとめようと思ってたのに、結構長くなってしまいました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

まだ英語記事がほとんどですが、アメリカでの経験の記事は、以下にもまとめています。




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